最新コロナウィルス情報・お困りの方へ

新型コロナウィルスの勢力が留まる様子もなく、今月16日には英国政府は70歳以上、また既往症がある人に対しては自己隔離とされました。 皆さまにおきましては既に英国日本人会での各例会、同好会等がキャンセル、または延期となり、出かける機会、お喋りの機会を失い、それに輪をかけ今回の発令でお一人で淋しい思いやご不自由をなさっている会員の方もあるのではないでしょうか。誰かと話したい、メールを送りたいと思われる方、その他の面でもお買い物等ご不自由をなさっている方のために、英国日本人会として皆様に少しでもお役に立ちたく、もし何かお手伝いできる事がありましたらどうぞ遠慮なく下記にご連絡ください。 現在はFace Timeなどもあり、スマートフォンやiPadをお持ちの方は相手のお顔を見ながらの電話も可能です。

また、会員の皆様の中でもこの時期にご不自由をしている会員の方々のために、お力になって下される方も是非下記連絡先にご連絡ください。

◆ 感染者世界地図(常にアップデートされています)

**********************

●3月23日 外出禁止令 〔在英日本大使館より)

3月23日夜,ジョンソン英国首相は,新型コロナウイルスに関して英国民向けに緊急スピーチを行い英国全土における外出禁止を指示しました。本スピーチにおいて,ジョンソン英国首相は,3月23日夜より外出を控えることを求め、(1)外出が認められるのは、必要最低限の買い物,一日一回の運動,医療上の必要、真に必要な通勤という目的に限られる、(2)生活必需品以外を扱う商店や施設は閉鎖し、3人以上が公共の場で集うことや、結婚式等を含む社会的行事を中止する、(3)ルールに従わなければ,警察は罰金や集会の解散を含む対応を取る、としています。
現在英国に在住されている方だけでなく,英国を旅行されている方につきましても,上記(1)で認められる真に必要な目的以外の外出は控えてください。

本スピーチの全文仮訳は以下のとおりです。ただし、翻訳は当館が便宜的に行い段落番号も当館で付したものですので、正確には次の原文をご参照ください。
https://www.gov.uk/government/speeches/pm-address-to-the-nation-on-coronavirus-23-march-2020

1.コロナウイルスは、この国が過去数十年で直面してきた中で、最大の脅威である。この国は孤独ではない。世界中で、この見えない殺し屋の破壊的な影響を目の当たりにしている。

2.だから今晩、この病気と闘うために我々がとっている直近の措置と、あなたが助けるために何ができるかについて、アップデートをしたいと思う。

3.なぜ英国が現在のアプローチをとってきているかについて思い出させることから始めたい。

4.このウイルスの拡大を止めるための膨大な国家努力なくしては、世界のどんな保健サービスも対処し得ない瞬間がやってくる。人工呼吸器、集中治療病床、医者や看護師について十分な数がなくなってしまうからである。

5.別の場所で、優れたヘルスケアシステムを持つ他国においても見てきているとおり、それは本当に危険な瞬間なのである。簡潔に述べれば、もしあまりに多くの人々が深刻な病状に一度になってしまえば、NHSはそれに対処することができないだろう。つまり、より多くの人々が命を失ってしまう、コロナウイルスのせいのみならず、他の病気によってもである。

6.そうであるから、この病気の拡大を遅らせることが不可欠である。なぜなら、それが、NHSの対処能力を守り、より多くの命を守れるようにするために、また、病院での治療を必要とする人々の数を一度に減らす方法であるからである。

7.そして、そういう理由で、我々はこのパンデミックの最中、人々に家にいるように頼んできている。たくさんの人々がこれを守ってくれている、自分は皆に感謝したい。しかし、今こそ、我々全員がより多くのことをすべき時である。

8.今晩から、自分は英国民に対し、とてもシンプルな指示を出さなければならない。それは、家にいなければならない、である。

9.我々がしなければいけない重要なことは、この病気が世帯間で広がるのを止めることである。そのため、人々は、以下の極めて限られた目的のためにしか、家を離れることを許されない。
(1)できるだけ頻度を少なくした形での、基本的な必需品の購入
(2)一人、もしくは世帯の他の人との一日一回の運動(走る、歩く、自転車を漕ぐといったもののうちの一つ)
(3)医療的必要性のある場合(ケアの提供や脆弱な人を助けるといった目的)
(4)真に必要があって、自宅で実施ができない場合に限っての通勤

10.これで全てである。これらだけが、あなたが自宅を離れてよい理由である。

11.友達とも会うべきではない。もしあなたの友達が会うことを依頼してきたら、「ノー」と言うべきである。あなたの家に住んでいない家族とも会うべきではない。食品や医療品といった必需品を除いて買い物に行くべきでもないし、これをできるだけ控えるべきである。そして、もしできるなら食品配達サービスを使うように。

12.もし、これらのルールを守らないのであれば、警察は罰金や集合の解散といった手段を含め、警察はこれらのルールを強制する力を持つだろう。

13.家にいるという政府の指示の履行を確保するため、直ちに以下のことを行う。
(1)必需品以外を売っている全ての店を閉鎖する。これには、衣料品店、電化製品店のほか、図書館、遊技場、屋外ジム、礼拝所といった施設も含まれる。
(2)公共の場所での二人より多い全ての集まりを止める。一緒に住んでいる人々との集まりは除く。
(3)全ての社会的イベントを止める。これには、結婚式、洗礼式、そのほかの儀式も含まれる。葬式は除く。

14.公園は運動のために開かれたままとするが、集合は解散させられる。

15.どんな首相も、このような措置を発動したくはない。

16.この混乱が人々の生活、ビジネス、仕事にもたらす、今後もたらすことになる損害を自分は分かっている。だからこそ、労働者とビジネスを支援するための巨大で前例のないプログラムを作り出した。

17.こうした制限を常にレビューの下に置くことについて確証できる。三週間後に再度検討し、もしできると証拠が示すせばこれを緩和する。

18.しかし現状、簡単な選択肢は存在しない。眼前にある道は険しく、多くの命が悲しいことに失われるだろうということはまだ真実である。

19.しかし、明確な打開策があるということもまた真実である。7500人規模のかつての医療スタッフがNHSに戻ってくることとなり、日々我々の素晴らしいNHSを強化しているところである。

20.あなたが、ただ家にいるだけで稼ぐ時間によって、我々は器具の在庫を増やしていく。治療のための研究を加速させていく。ワクチン開発も進めていく。そしてこの見えない殺し屋に対して潮目を変えられるようにするための何百万もの試験キットも購入していく。

21.このウイルスを打ち破るために働き詰めになっている人々すべてに感謝したい。スーパーマーケットのスタッフ、交通関係の労働者、ケアワーカーから最前線の看護師や医者まで全員である。

22.しかしこの戦いにおいて、疑いなく、我々はその一人となることができる。そして我々一人一人が、直接関与しているのである。

23.我々一人一人がともに力を合わせる義務がある。この病気の拡大を止めるために。我々のNHSを守るために。何千もの命を救うために。

24.過去何回も英国民がしてきたように、英国民はそうした難題に対して立ち上がるということを自分は知っている。そして我々はかつてない力強さで、この脅威を乗り越える。コロナウイルスを打ち破り、それを一緒に成し遂げる。

25.だから、この国家的危機の時にあって、家にとどまり、我々のNHSを守り、命を救うことを、皆に強く要請する。
(以上)

このメールは,在留届にて届け出のあったメールアドレス及びたびレジ登録者宛てに配信しています。既に英国にお住まいではなく,在留届を出されたままになっている方は,本メールに返信の形で結構ですので,全員のお名前と出国日をお知らせください。たびレジ登録者の方で旅行を中止した等の理由により配信停止を希望する場合は,たびレジホームページ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
より登録した旅行情報の削除をしてください。

在英国日本国大使館 領事班
電話:020-7465-6565(休館日を除く月~金の09:30から13:00、14:00から18:00)

●3月20日 営業禁止令

イギリスでは、20日夜からパブ、レストラン、カフェ、クラブ、劇場、映画館、ジムなどの営業禁止令が出ました。一方で、働けなくなった従業員の給料80%もしくは上限月給2500ポンド(約33万円)を政府が保障することも発表されました。これで倒産・解雇の危機を回避し、休業・休職で乗り切ろうという形です。

 

●3月16日のジョンソン英国首相の記者会見 在英日本大使館より

3月16日,ジョンソン英国首相は,新型コロナウイルスに関して新たに記者会見を行いました。
本会見の内容は,現在英国に在住されている方及び英国を旅行されている方,並びに,これから英国に渡航される予定の方におかれましてもご承知いただくべきものですので,お伝えいたします。
 3月16日,ジョンソン英国首相は,新型コロナウイルスに関して記者会見を行い,以下のとおり国民の理解と協力,支援,忍耐を求めました。なお,同首相は,数日のうちに更なる措置の可能性についても言及しておりますので,在留邦人の皆さま及びたびレジ登録者の皆さまにおかれましては,テレビやインターネットなどの報道にも注意を払い,情報収集されることをお勧めします。
 また,翻訳文は当館が便宜的に行ったものであり,番号も便宜的に付したものですので,正確な内容は次の原文をご参照ください。
1.先週に述べたとおり,政府の目的は,適時適切な対策により感染症の流行のピークを遅らせ平準化することであり,それにより被害を最小化し命を救うことにある。政府の対策はすべて最善の科学的アドバイスに入念に基づいている。
2.先週,2つの主要な症状,すなわち高熱または新規の継続的な咳のいずれかがある場合には自宅に待機することをお願いした。本日,緊急事態のための科学顧問団(SAGE)によれば上昇カーブが急成長する部分に差し掛かっているため,さらに対策を進める必要がある。もし抜本的な対策を講じなければ,5日から6日ごとに件数が倍増する可能性がある。
3.したがって,第一に,自身を含む家族の誰かがこれら2つの症状のいずれかを有している場合は,14日間の自宅待機をお願いする。これは,可能なら食事や生活必需品を買うための外出は控え,運動目的の外出であっても他人と一定の安全な距離を保つことを意味する。必要に応じて,日々の必需品については他人の助けを求め,不可能であれば,買い物のために外出する際はできるだけ他人との接触を制限すべきである。
4.症状がなくても,また家族に症状がなくても,今行ってもらわなければならないことがまだある。
5.その点で,第二に,今や皆が他人との必要のない接触をやめ,あらゆる不要の移動を停止するときである。できるところから在宅勤務を開始する必要がある。また,パブやクラブ,劇場その他の社交場は避けるべきである。
6.言うまでもなく,国民保健サービス(NHS)は,真に必要なときのみに利用すべきである。NHSの専用ダイヤル111に電話するのではなく,オンラインを利用いただきたい。(当館注:https://111.nhs.uk/service/COVID-19/
7.あらゆる不要の社会的接触を避けるというこの勧告は,特に70歳以上の者,妊娠中の女性及び何らかの健康上の問題を抱える者にとって重要である。
8.今なぜこれをするのか,なぜ早くもなく遅くもなく今なのか,なぜこんなに厳格な措置を導入するのかといった質問への回答であるが,我々は人々に難しいこと,生活の混乱を伴うことをするよう頼んでいる。これまで言ってきたように,正しい瞬間というのは,それが最も効果的で,感染拡大を遅らせ,犠牲者の数,死亡者の数を減らすのに最大の違いをもたらせると考える時にそれを行うことである。
9.このような段階を踏む際に,我々は最も脆弱な人々に焦点を当てるべきである。
10.そういう訳で第三に,今後数日内のうち,つまり今週末までに,さらに踏み込んだ措置をとり,最も深刻な健康状態にある人々を主として,社会的接触から確実に約12週間遮蔽するようにする必要が出てくる。
11.改めて,こうしたことを今後数日間のうちに,それより早くも遅くもなく,行う理由というのは,これがそのような健康状態を持つ人々にとって,大きな混乱となり困難を伴うものだが,自分の信じるに今それが必要だからである。
12.そして,この遮蔽期間,つまり最大限の防護の期間が,感染のピークと重なるようにしたい。
13.そして現在,そのピークが国の一部地域において他より早く来つつあることが明らかである。そしてロンドンが数週間先行しているようである。
14.そのため,ロンドンの保健システムの負担を減らし,ロンドンでの拡大を遅らせるため,ロンドン市民は,不要不急の接触を避けるようにという政府の発表に特別な注意を払い,自宅勤務をし,パブやレストランといった狭い空間を避けるようにという政府の推奨を特に真剣に受け止めることが重要である。
15.最後に,過去数週間言ってきたとおり,スポーツイベントのような大規模集会での病気の伝染リスクは比較的低い。
16.しかし明らかに,論理的に考えて,我々があらゆる不要な社会的接触をしないよう推奨するにあたり,この推奨を大規模集会にも拡大するべきというのが正しい。
17.そして,この緊急事態に対処するために,こうした大規模集会に動員されるかもしれない重要な労働力を,我々は確保しておかなければならない。
18.そのため明日以降,通常であれば救急隊員を動員していたような大規模集会を我々はもはや支持しない。大規模集会から,我々は断固として離れていく。
19.何百万人もの70歳以上の健康で活動的な人々が,今自分が言ったことを聞いて,こうした措置の中にはやり過ぎだと感じる人がいるかもしれないことを知っている。
20.しかし,言っておかなければいけない。こうした措置は,感染拡大を遅らせ,ピークを減らし,命を救い,被害を最小にし,NHSに対処するチャンスを与えるために,圧倒的な実施価値がある。
21.ここ数日間,自分は世界中の指導者と意見交換をした。その結果,友好国,同盟国,あるいはG7,G20,国連,IMFなど英国が重要な役割を果たしているあらゆる機関においても,英国は拡大する世界規模の取組を率いる立場にあると言える。英国はこの感染症と闘う取組を率いている。
22.経済の成長を保ち,人々が必要な薬や治療を享受できるようにすべく,ビジネスを支え,経済を支え,確実にこの事態を克服するための努力の前線に英国も立っている。
23.本日,全ての人に多大なことを頼んでいることを分かっている。手を洗うことは明らかに重要なままではあるものの,もはや手を洗うということをはるかに超えている。
24.しかし,自分は,国中で人々や企業が驚くべきエネルギーと想像力で現在我々が直面している難題に対応していることを国民に知らせることができる。一人一人が果たしている,そしてこれから果たす役割に感謝したい。
(以上)
このメールは,在留届にて届け出のあったメールアドレス及びたびレジ登録者宛てに配信しています。既に英国にお住まいではなく,在留届を出されたままになっている方は,本メールに返信の形で結構ですので,全員のお名前と出国日をお知らせください。
在英国日本国大使館 領事班
電話:020-7465-6565(休館日を除く月~金の09:30~18:00)