『TOKYO オリンピック』の成果と『TOKYO Paralympic』の感動!!

前回1964年の東京オリンピックは学生時代で、東上線常盤台の学生寮にあって、広い談話室の真新しい小さなTVに同
窓生が群がって、尊敬す る卒業生達の活躍に歓声を上げたことを思い出していまし た。勿論、体操競技で金メダルに輝いた「小野喬」「遠藤幸 雄」そして柔道の「猪熊功」先輩たちです。あれから半世紀 以上も過ぎた今年、遙か異国ロンドンでしかもミッドナイト に毎日の如く、TVに齧り付いた自分が信じられません。コロナ騒動と80歳と言う年齢がそうさせたのでしょうか?。殊に パラリンピックの選手達の活躍には身震いするような感銘 を受けました。パラリンピック(Paralynpic Games)は身体 障害者(肢体不自由ー上肢•下肢および欠損、麻痺)脳性麻痺、視覚障害、知的障害)を対象とした世界最高峰の「障害 者スポーツの総合競技大会」オリンピックと同じ場所で開催される。2004年のアテネ大会から夏季オリンピックと共同の開催組織委員会が 運営することになりまし た 。そ し て 第 1 回 大 会 ロ ーマが23カ国400人、第 二回大会東京が22カ国 567人、第3回がイスラエルのテルアビブ29カ国1047人でしたが、現在は参加人数が ほぼ10倍になったと言うことです。両手両足がない選手が 水泳などで金メダルを取ったり、走り幅跳びは健常者の記 録を超えたとのニュースもありました。インタビュアーが優 勝の選手に問いかけると、笑顔の後から涙するシーンが一 杯見られ、苦節10年と言いますが、誠に努力の末に勝ち得 た美しい涙でした。見ている私もうるうるしたことが何度も ありました。「事実は小説より奇なり」と言いますが本当に 感銘を受けました。今後僅かな金銭ですが生涯パラリンピ ック組織委員会に寄付をしたいと考えています。皆様もご 協力ください、お願いします。

2021年9月 渡邉道英拝