同好会報告とお知らせ　

*各種イベント参加者へのお願い* イベント参加中に起きた怪我・事故は自己責任において処理され、主催者の責任でないことをご了承ください。

映画同好会

▍1月の報告

1月21日（第3火曜日）『Tokyo olympiad 1964』上映しました。皆さん一様に感動されました。何故かなら皆さん方はロンドンに来る前の青春時代を日本で過ごされた方が大半で、懐かしい思いも当然あったでしょう！ともかくこのドキュメンタリー映画は、従来の「ドキュメンタリー」の範疇に入らない作品で、むしろドラマチックな作品であり、市川崑総監督の奥様で、女性シナリオラーターとして、「水木洋子」か「和田夏十」かと言われるほどの実績を持っていた、和田夏十さんに若手の白坂衣志夫、詩人、哲学者の谷川俊太郎および市川崑監督の四人が参画し完成された脚本の素晴らしさがあったと思う。また膨大に記録した実写版の編集も大変だったと思いますが、「第二次大戦後の日本人の苦難の道のりを乗り越え将来を見据えた一大叙事詩」が投影されたドキュメンタリー映画であると確信できます。この第18回東京オリンピック大会をキッカケに日本経済の復興があり、日本人も豊かな生活が確保されました。教育、芸術文化の充実もあって、今日の経済大国に発展して来ました。まさにその原点がこのフイルムに収められた映像のかちであります。今年の夏は二度目の「夏季Olympic大会」市川昆監督に替わって、今や世界的に知られる女流監督「河瀬直美」さんがバトンを引き継いだそうです。

▍次回の上映会のお知らせ

上映作品『用心棒』1961年 *いつもと日時や申込み締め切りが違いますのでご注意下さい二組のやくざが対立するさびれた宿場町。そこへ一人の浪人者がふらりと流れ着く。男はやがて巧みな策略で双方を戦わせ、最後には自らの刀を抜き。。。。時代劇に西部劇の要素を取り入れた痛快娯楽活劇。ピストルにマフラーのニヒルな殺し屋を演じた新鋭・仲代達矢の存在感が光る。ヴェネツィア国際映画祭で三船敏郎が主演男優賞をとった黒沢映画を鑑賞します。こちらの上映で、しばらく映画同好会はお休みいたします。

日時：3月16日(月曜日）13:00～16:00

会場：Farm Street Church 別館所在地：114 Mount Street, London W1K 3AH

行き方：地下鉄 Bond Street 駅または Green Park 駅から徒歩５分ほど

参加費：場所代として￡4、JA非会員￡5

申込締切日：3月13日（金）

備考：要申し込み taekoj@hotmail.co.uk ジョンソン

問い合わせは渡邊 07783 426113 加藤ウォーバーグ 07944 030150 まで

今年の英国の冬は半世紀ぶりの悪天候だとか、あの文豪「夏目漱石」でなくても滅入ってしまいます。こうした時ほど芸術の世界、中でも楽しい映画をみてお過ごし戴くと良いのではーーーー。突然に映画青年？を自称する私の方から、映画愛好者の皆さまに御通知申し上げます。皆様方お一人お一人と一緒になって育み楽しんできました『映画同好会』も、ほぼ６年間にわたり約８０本の映画の上映をして来ました。ピカデリーサーカスのラーメン屋さんの二階から始まって、現在のメイフェアーにあるカソリック教会別館での長期に亘る映画鑑賞会実施は一重に皆様のご協力の賜物と心から感謝しています。ところが正直なところ、私的なことで恐縮ですが、最近人並みに老いを感じ、自らの体力の衰えと陰で支えてくれた愛妻の体調が思わしく無く誠に勝手ですがこの「映画同好会」の運営から手を引きたいと考えます。ここ数ヶ月、後継者として選ばせて頂いた加藤ウォーバーグさんとも会の運営をよりよくするためにミーティングをして幹事達に無理のない運営ができないか？相談も重ねてきました。幸い幹事のまゆみさん、妙子さん、日出美さんはもとより日本人会理事（殊に事務局長の千津子さん）各位のご助言を頂きました。ですが、短時間では決め兼ねており、また決まり次第ご連絡いたします。

折からこの夏はオリンピックイヤー。名作記録映画『東京オリンピック１９６４』（市川崑総監督）上映会活動をする事になりましたので、在英国日本人、英国人、世界中からロンドンで生活している皆様にお見せしたいと、会場探しなどしております。有志で活動し、少しでも多くこの収益金を『東京パラリンピック組織委員会』へ寄贈したいと願っています。現在ロンドン市内にある大学講堂を二箇所確保しました。この件につきましての御協力は別途ご案内を差し上げますのでよろしくお願いします。映画同好会では2月に『タンポポ』を上映しましたが、3月には最後の最後、天下の黒澤明監督が（世界の若手監督に影響を与えた）世に送り出した三船敏郎、仲代達矢主演の『用心棒』を上映する事に-決しました。ふるってご参加くださいますよう、幹事一同お待ち申し上げます。

幹事代表　渡邉道英

スマホ同好会

2月11日、晴天ながらも気温の低い中、12名の参加でした。先回の参加者の方からの要望に応えて、最初に参加者全員から先ずは質問事項をお聞きして、それに答えて行くと言う形を取りました。AppleのInternet BrowserであるSafariのBookmarkの使い方、iPhoneのホーム画面のiconやフォルダーの移動フォルダーの名前の変更、iPhoneの言語設定の変更、Google Translation (翻訳）アプリのダウンロード・使い方、日本のTVニュースの視聴、LINEとText Messageの違い等々についてQ&Aがありました。その後、Scamメールや詐欺電話の経験談もあり、皆さんでその様な詐欺に合わない様、お互いに注意喚起しました。そして、会の後はいつものパブで親交を深めました。

▍今月の豆知識

iPhoneで写真を撮る時に顔などにピントを合わせたい時は画面の顔の上を1-2秒タッチするとAE/AFの文字が表示されその顔にピントと露出が合わされます。又全体の画面の明暗を調節したいときは画面に表示されている小さな太陽のマークを上下に指で移動すると自由に明るさが変えられます。

▍3月の予定

• 日時: 3月3日(第1火曜日) 3月10日(第2火曜日) 3月24日(第4火曜日) (12:00 – 15:00)

• 会場: Le Pain Quotidien,Fulham

• 所在地：212, Fulham Road,London, SW10 9PJ

• 行き方: South Kensington 駅、又はFulham Broadway 駅からBus route 14, 414, 又はEarls Court 駅からBus route 328, C3に乗り、Chelsea & Westminster Hospital のバス停で下車、徒歩1分

• 参加費: 無料（但し、会場を提供して頂いているお店にご自身でお好みの飲み物又は食事を注文して、直接お店に精算して頂きます。)

• 備考: 皆んなでお茶菓子を持ち寄りお喋りに花が咲き、毎回あっという間に時が経つ和やかな会です。わからないことを遠慮なく質問したり、最近発見したことを皆さんにシェアーするなど、参加者の全員が平等に発言して、情報交換できる会です。特に今更恥ずかしくて誰にも聞けない質問大歓迎です。

•初めて参加をご希望の方は以下の連絡先にご一報頂ければ幸いです。その後はとくに毎回出席、欠席をお知らせいただく必要はありません。

• 連絡先: 松崎美枝子　 (miekobarraclough@hotmail.com, 07903445144)

俳句を学ぶ会

▍1月俳句を学ぶ会の報告

日時：1月16日（木）　13:30 より出席者10名，季題は『小正月』

うっすら霧雨がけぶる中の良い出席で新年の集いとなりました。いつもより何か華やいだ感じがありました。

ぱりぱりの薄氷踏みて小正月

松尾　美知子

（音の表現が効果的です）

境内に笑顔と振袖小正月

小野　宣美

（初詣の楽しい光景がよめました）

十五日小豆粥食べ邪気払い

上田　陽子

（小正月につきものの小豆粥が表れましたね）

小正月真っさらな暦張り終えり

キング　悦子

（改まった心持ちが感じられます）

とどめなき母の思い出小正月

クーパー　矩子

▍俳句を学ぶ会　3月のお知らせ

3月19日 (木)13:30 3月の季語は「春帽子」です。

連絡先：クーパー矩子　02078285255

食べ歩き

▍2月の報告

第33回となる今回はバルト海近辺の国エストニア、ラトビア、ポーランドなどのお料理が主なSouthwark駅から3分のBaltic Restaurantで17名が参加。ボリュームたっぷりの4コースで、中には食べきれず持ち帰りをした人も何人かいた。コロナウィルスで中国人に間違えられて嫌な思いをされないようにレストランに日本人であることをメニューの上にJapan AssociationのGourmet Societyと書いてもらうようお願いしたり、心配をしながらレストランに着いたが、皆waiter達はとても感じが良く差別もなく接してくれて、ホッとして、食後のお茶もレストランで楽しんでから解散となった。

地下鉄散策スケッチ

【ポートレート】

2月12日、参加者9名、スマホでも使っているカフェ”ルパン“にてポートレート制作の準備から始める。日本語では肖像画、という事になる。これも色々あり写実形の似顔絵に対して抽象形のマンガ”人物”だと似させる事が第1ではない。今回初めて気が付いた事は、どんなスタイルにしろ描いた人が不愉快にならない作品に仕上げる事がエチケットだという事だ。人物は難しい。点一つ一ミリのズレが人相を変える。そういう意味で大変良い勉強になる。良い絵を描くには先ずモデルになる人の良い表情を見付ける事、これが結構難しい。写真を参考にする場合は、構えて撮ったものより集合写真などリラックスして撮った物の中に良い物がある。良い表情を捕らえる目が無ければ良い表情の絵を描くのは難しい。皆さんの努力ぶりには頭が下がります。来月はボーリング場に行きます。一般の方の参加も歓迎です。楽しく遊び、そして学びましよう！