同好会4月の報告(映画鑑賞会、歩く会、スケッチ会)

映画鑑賞会

4月17日にFarm Street Church 別館 にて伊丹十三監督作品の「マルサの女」を17名の参加者で鑑賞。国税局査察部(通称マルサ) の女性査察官亮子と脱税者のラブホテル経営者、権藤との戦いをコミカルに描き第11回日本アカデミー賞(1988年)の主要部門をほぼ独占した当時の話題作。

宮本信子演じる亮子と査察チームが秘密捜査を重ねながら権藤を追い詰めていく。ゴミ集積所で大雨の中ゴミの山から、権藤逮捕のきっかけとなる領収書を発見!査察部のガサ入れシーンでは、マルサOBが監修に協力したそうで、さすがの迫力。強欲な権藤を描くためにエログロも混じってはいるが、時折見せる父としての表情や最後のオチで見せる人間らしさを山崎努が熱演している。伊丹監督は初めての作品「お葬式」で収益があがったものの、ごっそり税金でもっていかれたことで税金や脱税について興味がわき映画にしたと語っているそう。

鑑賞後今月の誕生日の方の誕生会を兼ね、お茶とお菓子を囲んで話が弾みました。

 

歩く会        

日時 : 4月16日(月)

コース: バージニアウオーター

13名の参加。

散りかけた椿の群生、最盛期は終わったものの、カーペットを敷き詰めたように咲く黄水仙の 谷、黄色い水芭蕉など、美しさに誘われ、予定外の湖を一周、15キロを完歩。25,000歩を記録。歩く会の記録を更新しました。案内役の佐藤洋三会員、ありがとうございました。

≪感想≫ * 予報に反して曇り空の上やや冷たい風も吹く天気でしたが、しばらく湖に沿って歩くと、水芭蕉が群生している所があり、白い花や黄色の花を楽しむ。更に歩くとガイド役の佐藤さんがおすすめの水仙の大群生がある地域に到着。残念ながら水仙はほとんど終わっていたが、その周りにシャクナゲが既にたくさん咲いており大いに豪華な花々を楽しんだ。その後は湖を一周して元の場所に戻ったが、途中リビアから持ってきたローマ遺跡やカスケードと呼ばれる滝も見学して大変充実した歩きでした。幹事の川西さん、ガイドの佐藤さんありがとうございました。終了後のパブでのおしゃべりも大変楽しゅうございました。(沖田)

* 初めて訪れたバージニアウオーター。今年は春が遅いせいか、シャクナゲはまだチラホラしか咲いていなかったが、水芭蕉は見事でした。広大な湖の周りを一生懸命歩き、最後パブで飲んだビールは最高でした。(グリーブス)

 

スケッチ会

4月11日のスケッチ会は V&A Museumに集合。V&Aでの同会は数回あるが、一時帰国などで4名も欠席したにもかかわらず7名の参加。今回のテーマ は 「イメージ画」で、これが苦手の人は石膏デッサンに挑戦。 春をテーマとする唱歌のイメージに取り組みんだ苦労の跡が作品に現れている。「朧月夜」4名、「春の小川」2名、石膏デッサンが1名 。「朧月夜」が菜の花から桜になるなど、題や歌詞にこだわらす、ユニークな 春のイメージの作品が出来上がった。各自のイメージを大切にしたい。四季をすべて終えたら絵本にしたいと思っている。