日本会館への夢

英国日本人会会長  ウイリアムズ百子

 

2月26日の総会で会員の方から日本会館への寄付金の使 い方についての御質問がありました。これは多くの会員 の方々にとっても関心のあることであり、新しく会員にな られた方々には寄付を募っていることさえもご存じ無い 会員がいらっしゃると思います。

JAとして会員が自由に出入りできて集 まる場所が欲しいという夢を叶える為 に2014年6月30日付の会報で募金の案 内をしました。その結果、7月には1万ポ ンド、8月には2万ポンドと大反響があ りました。その後、徐々に寄付も増え 続け現在、約9万ポンド(2020年6月決 算時)の寄付が集まっています。

名称も「Japan House」から「日本会 館」と変更し地道な寄付活動を続けて きましたが、そろそろ具体的な案を検 討する時期にきたと言えます。

これからは理事会として皆様から頂い た寄付金をもとに場所の確保に向かって活動を開始する 方向でいきたいと思います。その経過は逐次会報を通し てお伝えしていきます。

いつ実現するかわかりませんが、理事会は資金が皆さ まの望む自前の誰もが集まれる場所の為に使われる様 に当初の趣旨は引き継いでおります。皆様の今後のご支 援、引き続きお願いいたします。

最後にご参考の為に当時の事務局長、上田陽子会員か らの言葉と会報を掲載いたします。

 

 

前事務局長   上田陽子

 

JA自前の集まれる場所が欲しいとの声は会の発足当初 からありました。

2012年には会員数が200人越え当時JAの会合場所として 使用していた日本クラブ移動先は手狭で益々その声が大 きくなりました。日本人が集まれる場 所を将来的にJAが持ちたい。先ず、そ の第一歩としてジャパンハウスと名称 して設立基金を開始しました。その当 時賛同し寄付して下さった方々にお 礼申し上げます。

しかし寄付だけを事務局に送るのは 難しくJA年会費請求時と一緒に寄付 をお願いすれば£5でも多くの方々が 年会費と一緒に寄付してくださると思 い、年会費更新時に同時にお願いし ました。また銀行自動振込£5∼/月 も導入しました。

我々がJAジャパンハウスと命名後に 大使館からジャパンハウスの設立が浮上し我々も利用で きるかもしれないと言う望みが叶うかとより寄付にも熱 が入りました。しかし現実はジャパンハウス名称も取られ 集会室も高額すぎて使用できないあり様です。

ジャパンハウス設立基金は今は名称を日本館基金と変え て継続しております。現実には資金繰りが難しくご理解 と一層のご協力お願い致します。

 

 

寄付に関するご質問等は事務局 secretary@japanassocition.org.uk へご連絡下さい。