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不老長寿時代の到来か! 現在、110歳超の長寿者は世界に400名。正確なデータに裏付けられた史上最長の長寿者はフランス女性のジャンヌ・カルマンさん。享年122歳164日だった。いつの世も、不老不死は富豪や権力者の見果てぬ夢である。彼らは実現のため の研究プロジェクトに巨費を投じている。 現在、実験段階にあるのが、死体の凍結保存、頭部移植後のコンピュータ・アップロード等の研究で、恒常性維持機能の活性化、幹細胞を使った疾病治療、遺伝子操作、DNA改造などは、人々の充実した人生を出来るだけ長引かせる技術として大きなチャンスを生み出している。   最先端医療利用による健康長寿の実現に専心するワールドクリニック社の医学博士、ダニエル・カーリン氏はこう語る。「医学は人々の寿命を延ばすまで発達した大富豪は、既にこうした技術革新の利益を享受している。」 不老長寿に挑戦する医師は少なくない。コミュニティ・ヘルス・アソシエイツ代表で医学博士のジェフリー・フリードマン氏もその一人。「バランスの取れた人体機能を維持しつつ、自立した質の高い生活を出来るだけ長く送れるよう、病気治療だけでなく予防することで、長寿を支援することが医師である我々の使命。」と意欲を示している。 老化予防は、高齢化社会と相まって注目を集めている。ケンブリッジ大の老年生物学者、オーブリー・デ・グレイ氏は、コンピュータ・プログラマーでもある。「研究資金が潤沢であれば、50年内に寿命が500歳から1000歳にまで伸び、永遠に若いままでいられる研究を大成功できるだろう。」と前代未聞の予測をする。学界の異端児である氏は、細胞や分子にダメージを与える老化原因を次の7つに絞り込む: ガンをもたらす染色体の突然変異 ミトコンドリアの突然変異 細胞内のゴミ 細胞外のゴミ 細胞外における架橋形成 死ぬべきなのに死なない細胞 細胞の死 グレイ氏は、「細胞や分子が受けたダメージが蓄積されて、取り返しがつかなくなる前に、修復や無害化する。こうすれば長く元気なままでいられる。老化を遅らせるのでなく、老化そのものを食い止めるのだ。」と単純明快である。その考え方を「工学的戦略」と呼ぶ。細胞に溜まるゴミをただ掃除することにより老化を防ぐ点を特徴とする。体内で埃のようにまき散らす分子を除去するにはどうするかを試行錯誤した末、土中の微生物が、棺の蓋や死衣を通り抜けて、ゴミを最後まで食い尽くしている墓場に答えを見出したのである。老化阻止のヒントが墓場にある、という氏の独創性はダビンチにも匹敵する、と評価する向きもある。 人工知能の世界的権威、レイ・カーツワイル氏も不老長寿の提唱に意欲を示す。「テクノロジーの発展が人間の寿命を延ばす。今後10~15年頑張って生きていれば、不死身になれるかもしれない、という寿命回避速度の概念(寿命が老化速度を超えて伸びること)を提唱する。人類初の150歳の人がこの世に生を受けたわずか10年後に生まれた人の中から、人類初の1000歳が登場することも現実の世界で起こりうる。医療の進歩と時間の経過が足並みをそろえる時代には、健康に最大限気をつける人が不老長寿を実現する可能性は十分にある、と予測する。 科学技術の進歩で、万一、不老不死の時代が到来したとしても、人類にとって望ましいことばかりではない気がする。善良な物理学者の研究で核兵器が生まれたことを決して忘れてはならない。長寿志向のクローンなどの先端技術が悪意ある人の手に渡った場合、果たして悪夢を封じ込め続けることができるだろうか。「人類による神への挑戦」が着々と進んでいる。その向こうに何が待ち伏せているのだろう。考えただけで空恐ろしい。(T)

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福祉部活動報告   福祉部5月例会開催   2018年5月16日(水)、ファームストリート教会小会議室にて、飛田まゆみ、シェイラ文野、グリーブス邦子、ジョンソン妙子、ヴァンダースケイフ日出美の5名の参加により、各支部の見守りプロジェクトその他を中心に福祉部の5月例会が開催された。 以下は議事録の抜粋:   東支部:(担当:ジョンソン) 東支部の見守り 対象者の近況に関する報告以下の通り。ほぼ全員が年齢相応の健康を維持している。M会員夫人が重度の糖尿病で、老々介護の厳しい状況だが、ご主人は支部懇親会に参加を希望している上、ご自身の健康管理のため、歩行などのエクササイズを心がけ、血圧計を入手し朝晩二回測定するなど前向きな対応に安堵。一人暮らしの80歳過ぎの被見守り会員は、自宅を売却中で落ち着かない状況だが、売却後はご子息宅の近所に移転を計画していると、こちらの情報も担当者一同を安心させてくれた。また、紅葉会参加をご希望の高齢会員が単独で会場まで来られないので、当日の付き添いを検討すべきだろう。   南支部: (担当:川西/小野/シェイラ) 担当者二名が欠席で報告はなかったが、特に不安な高齢者が不在であり、目下、安定した状況。東支部担当者がニューモルデンの施設入居中のS夫人を見舞ってくれているとの報告に一同感謝。   北支部: (担当:グリーブス/スコット/ヴァンダースケーフ) 特記事項なし。   西支部:(担当:山本/シェイラ/フィップス) ナーシングホーム入居中の認知症会員を二名の担当者が見舞った。その際、会話が英語だった。これまで美しかった皮膚が赤みがかってきになったと報告。   その他 10年近く寝たきりの会員の法的後見人問題は5人チーム体制で対応中。福祉部員でない藤田会員の友人(元日本大使館勤務シェフ)の件は、援助が必要な状況とのことで、JA入会を勧めるよう検討。事務局に赤十字より問合せのあった、施設入居中の高齢男性に関しては、本人の希望を事務局が確認した上で福祉部が対応することを確認。   部長不在で参加者の少ない例会だったが、 充実した ミーティングとなった。6月の福祉部例会は、ナルク と合同で竹中 宅にて 開催。(ヴァンダースケイフ記)

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日本人男性が世界最高齢に   北海道足寄町の野中正造さん112歳が存命男性世界最高齢となり、ギネスから認定書が贈られた。1905年生まれで、まだまだお元気とか。記録更新が期待される。 戦後間もない1950年代、日本人の平均寿命は男性58歳、女性61歳だった。2017年厚労省発表によると、男性80.98歳、女性87.14歳で、今後も伸びることが予想されている。 世界一の野中さんは、雄阿寒岳の麓で百年続く「野中温泉」の二代目経営者だった。食事は一日3回、新聞各紙を欠かさず読むという。「温泉」と「マイペース」が長寿の秘訣と笑顔を見せる。   人間は、老いに任せて楽な生き方を選びがちだ。行きつく先は「生活不活発病」である。高齢者はもう一度、「よく学び、よく遊べ」を取り戻すべき、と力説する医師がいる。杏林大学名誉教授の石川恭三氏である。「一読(1日1度はまとまった文章を読む)」「十笑(1日10回くらい笑う)」「百吸(1日100回くらい深呼吸する)」「千字(1日1000字くらい文字を書く)」「万歩(1日1万歩目指して歩く)」を生活習慣に組み入れることを推奨している。   アルツハイマー病の病理学的特徴は、アミロイドβの蓄積。病理学的に判断したら、同病を発症してもおかしくない症状なのに、認知機能を保持している人が少なくないことが判明している。脳は訓練すればするほど神経細胞が活性化され、アルツハイマー病に拮抗する力がつく、と同医師は述べている。   異国に暮らす日本人は、母国語だけでなく外国語を使う日常を余儀なくされる。長年月を経て「よく学べ」が習慣化されているのである。「よく遊べ」の方は、JAが提供する各種イベントに参加するだけでも難なく解消できる。理想的な環境に置かれている、と言っても過言ではない。この幸運を最大限享受するには、先ず足腰を鍛えることである。そうすれば、野中さんのように、生涯現役で「100歳越え」もまんざら夢ではない。

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福祉部活動報告     福祉部4月例会開催 2018年4月18日、ファームストリート教会小会議室に会場を移して開催。各支部の担当者他9名が参加し、下記の通り「高齢者見守りプロジェクト」を中心に熱心な話し合いがもたれた。   東支部:80~90歳の高齢者6名の現状が詳細に報告された。本プロジェクト開始以降、引きこもりがちだったが積極的に外出しはじめた会員、生活が前向き変化した会員、怪我を苦にせずイベント参加を希望する会員、歩行に挑戦する会員など、見守り効果が出始めていることが確認された(担当:ジョンソン)   南支部: 担当者が欠席だったが、南支部には、深刻な問題のある会員が不在であるため、目下安定した状況(担当:川西/小野/シェイラ)   北支部: 見守り対象の独居会員も自分で運転して歯科医に行き、俳句の会にも楽しんで参加される、というポジティブライフは朗報。独居会員を孤独にさせない対応が必要(担当:グリーブス/スコット/ヴァンダースケーフ)   西支部: ケアホーム入居中の会員(84歳)を担当者が見舞った。体調が良い日は記憶力もよく、通常の会話ができる。食欲が旺盛過ぎて、コントロールが効かないのが問題(担当:山本/シェイラ/フィップス)   南支部:寝たきり高齢者の法定後見人問題が討議された。年間£55,000の施設費用捻出のため不動産売却、年金残高などの金銭的問題を部員の家族のソリシターよりアドヴァイスを受けつつ、適切に対処していく必要があることを再認識。  

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英国の成人後見人制度 意思決定能力のない弱者支援の理想タイプ 世界中が急速な高齢化に直面し、認知症の人口は増加の一途をたどっています。21世紀に入り、判断能力が不十分な人のための「成人後見人制度」に対する人々の関心は、単なる「財産管理」から「福祉の向上」へと向かっています。財産管理だけでなく、身上監護(被後見人が適切な生活ができるよう、身の上の手続きをする成年後見人の仕事の一つ)においても,本人による意思決定や潜在能力を発揮させることに焦点が置かれるようになったのです。「代理決定」は必要最小限に抑さえられ、本人による「自己決定支援」が強調される方向に転換してきました。 こうした流れの中、英国の「2005年意思決定能力法(Mental Capacity Act 2005 略してMCA 2005)」は、画期的かつ理想的な成年後見制度の枠組みとして、国際的な評価を受けています。JAも高齢化が顕著な点では例外ではありません。もしものときのために、初歩的な知識でもあるに越したことはなかろうと、ほんの触りの概説を試みました。これと並行して、JA傘下の時間預託制度、ナルクUKは、高齢化対策の一環として、昨年来、ナルク・エンディングノートのワークショップをシリーズでお届けしています。現在、第二弾を4月7日に開催するため準備中で、今号の福祉だよりでもご案内しています。ナルクUKの会員/非会員を問わず、多数のご参加をお待ちしています。 MCA 2005年法の特徴 ① 傷つけられやすい弱者保護の法的枠組みが整備された ② 本人に代わって意思決定する権限が「誰」に「どのような状況」で与えられるかが明確化 ③ どのような他者が関与できるか/どのような関与が禁じられるかが明確化 ④ 支援提供に際しては,本人の「最善の利益」に適っていることが証明できることを条件とする ⑤ 本人の「最善の利益」が厳密に定義されている ⑥ 公的機関でも血縁関係もない「市民」を支援者として登場させた画期的な試み 同法の五大原則 ① 本人が意思決定能力を喪失しているという確固たる証拠がない限りは、意思決定能力があると推定されなければならない。 ② 本人が意思決定を行うため可能な限りの支援を与えたが、すべてが失敗に帰した場合のみ,意思決定不能と法的に評価される。 ③ 単に不合理な決定を行ったというだけで,本人に意思決定能力がないと判断されてはならない。 ④ 意思決定能力がないと合法的に評価された本人に代わって行為/意思決定にあたる際は、本人の「最善の利益」に適うように行為/決定されねばならない。 ⑤ 行為/決定にあたっては,本人の権利や行動の自由を制限する程度を最小限に食い止め、他の選択肢がないかを検討する。 本人にとって「最善の利益」かのチェックリスト ① 本人の年齢、外見、状態、動作によって判断が左右されてはならない ② 全てを考慮した上で判断しなければならない ③ 本人の意思決定能力が回復する可能性を考慮しなければならない ④ 本人が自ら意思決定に参加し主体的に関与できるような環境をできる限り整えなければならない ⑤ 尊厳死の希望を明確に文書で記した場合は、医療処置を施してはならない。安楽死や自殺幇助は認められない ⑥ 本人の過去および現在の考え方、心情、信念、価値観を考慮しなければならない ⑦ 本人が指名した人、家族・友人などの身近な介護者、法定後見人、任意後見人等の見解を総合的に判断しなければならない。 英国の成年後見制度は、同法により「何重もの支援構造」が整備されています。支援提供を自発的に希望する「市民」を、判断能力の不十分な人と関係させ、血縁のない「市民」どうしが協働する、自発的支援体制が形成される機会を作っている点が高く評価される根拠でしょう。 「MCA 2005年法」は,判断能力が不十分な人の支援に伴う義務や負担を「身近な誰かに押し付ける」のではなく、血縁その他の人的つながりとは無関係に,人間同士が支援しあう理想的な枠組みを制度化した点が、理想型と評価される所以でしょう。 参考資料: 菅富美枝氏著「イギリスの成年後 見制度にみる市民社会の構想」

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福祉部活動報告 福祉部3月例会開催 2018年3月21日、アベノレストラン地下会議室にて、東西南北の支部担当者8名が参加。支部統括担当が進行役となり① 各支部の見守りプロジェクト ② 4月以降の会場問題 ③ 寝たきり会員の対応を中心に話し合いがもたれた。  東支部:担当のジョンソン会員が帰省中だが、特に報告が無いことから察し、見守り対象の高齢者の異変はなさそうである。  南支部:南支部は前向きで元気な高齢者が多い。理解力が多少衰退している様子の高齢会員は、夫婦会員であるため、特に福祉部がケアに参加する必要はないと判断。足が不自由な八十代の会員も前向きに生活されている。80代後半の男性会員はプロの看護師のケアで安心。暫く振りにメールでコンタクトして大層喜ばれた一件は、プロジェクトの方向性が正しいことの証。元気に「太極拳」に励んでおられる女性会員は昨年の癌の術後順調に回復中。  北支部: 軽度の認知症と診断され多少の問題を抱えている会員も同好会に熱心に参加するなど、前向きに生活されている。  西支部:認知症を持つ84歳の会員はケアホーム入居中で、担当チームが月1度の頻度で見舞っている。息子さんご夫婦は共に健康を損なっていてお見舞いができないため、福祉部員からお見舞い要員を募ることを検討。  例会場の問題:福祉部の例会は当面第3水曜日開催を基本とすることに決定。4月の例会より会場をFarm Street Church別館小会議室(Room1)に移す方向で検討。寝たきり会員のお見舞いは、3人チームで続行中。数年前に作成された遺書を弁護士に相談しながら書き換え作業中。本人が選択した永続的代理権者(LPA)が本人の「最善の利益」を真摯に実行するよう、銀行口座、物件売却などに担当チームは注視中。  阿倍野のオーナーご夫妻のご厚意で使用させて頂いた会場は、今回が最終回。寛大なお二人のお気持ちに感謝をもって例会を終えた。

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「三」の役割 「ジャンケンポン」は、江戸の庶民によって発明されたと言われる。グー、チョキ、パーの三すくみ、つまり、AはBに勝ち、BはCに勝ち、CはAに勝つ、という法則を用いて勝負を決める。日本人なら誰もが知っている遊戯である。グーとパーだけでは勝負にならない。チョキという第三の手が加わることで、シンプルながら奥深い遊びになる。春を待ちわびながら、「三」という数字が果たす役割を取り上げて、日本の伝統的考えに思いを巡らせてみた。 「三人寄れば文殊の知恵」とは、三人集まって相談する方が、一人二人よりも良い知恵やアイデアが浮かぶ、という慣用句である。物事が一度や二度ではあてにならないが、三度目なら確実という時の「三度目の正直」や、「二度あることは三度ある」のように、同じ失敗を繰り返さないように戒めることわざもある。 日本の華道にも「真」「副」「控」という三つの基本的な役割を草花に与えることで、美を追求する流派がある。大輪の花などを「真」として中心に置き、草木や小花を「副」「控」としてあしらうことでバランスをとる。一見ばらばらのように見える生け花が、見事な調和を見せるための基本である。これは家族、組織、集団の均衡を保つ場合にも当てはまる。父親、社長、組合長といった中心的な人物の周りで、副え役や控え役が補佐をする。こうして調和をとりながら見事なチームワークが構築されるのである。 ジャンケンのチョキに相当する控え役は、第三の人物ともいえよう。一対一のにらみ合いが生じた場合、公平無私な態度で判断し、過半数を取ることで問題を解決する。チョキは重要な役を担っているのである。男女の「三角関係」は、ネガティブな状況というのが一般論である。だが、複雑で割り切れない状況でも、それを突破口として新たな人生を切り開くチャンスにさえなる、と考えれば、「三角」の苦境も悪くない。 ちょっぴり肩の凝る政治の世界にも「三」が厳然と存在する。行政権のある内閣府、立法権のある議会、そして司法を司る裁判所の「三権分立」である。国の仕事を分担するための基本中の基本が守られてこそ、政治の均衡が保てるのである。今、世界のどこを見回しても見つからない「国民の幸せ」はこのバランスにかかっている。 芸術の分野にもある。「三分割法」といわれる法則である、絵画、写真、デザインなど、視覚に訴えるアートで構図の決定に用いられる。水平線と垂直線を2本ずつ等間隔に引いて、全体を9等分し、それらの線上に重要な要素を配置することで、バランスのとれた構図が得られる。 武術やヨガの世界でも、心技体の「三」要素が訓練の基本をなしている。東洋思想では、メンタル、技術、体力は相互に関連し合っていると考え、この三つを一つのものとして鍛錬していくのである。ことほどさように「三」の果たす役割は大きい。目立たないけれど重要なチョキという脇役でも甘んじて引き受けようではないか。中国の古典に「善行を積んだ家には善き報いがある」という言葉もある。(T)

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福祉部活動報告 福祉部2月例会開催 2018年2月21日(水)に福祉部2月例会がアベノ地階会議室で開催された。各支部2名の担当者と支部統括担当者により、見守りプロジェクトが熱心に話し合われた。 1)最近、東西南北の支部懇親会に区割りを超えた参加者が増えているのは歓迎すべき流れである。支部担当者の作業簡便化を図るため、地域別リストを再整備する必要がある。 2)東西南北の支部担当者を中心に実施中の高齢者見守りプロジェクトが以下の通り報告された。①体調を崩された会員に連絡し、映画会などのイベントにできるだけ参加するよう呼びかけることで回復をうながした。②外出を気おくれしたり出不精になった会員が思い切って外出して楽しくおしゃべりし、気分がよくなって悦ばれるなど、外出の効果が表れた例もある。 ③怪我の後遺症があり、好きな卓球を中断していたが、20分程度の歩行を励行している男性の例。④加齢により長引く風邪を用心して外出を控える会員と連絡すると長時間の会話を楽しまれる。⑤すこぶる元気な84歳は家族が遠距離なので同居を検討中とのこと。⑥半世紀以上の在英で日本語より英語が日常語になった会員。⑦お孫さんの成長で関心が恋人に移ってさみしがる会員。⑧ケントのケアホーム入居中の会員を数人でお見舞いに行く予定。⑨南支部在住の75歳以上は10人。皆さん比較的お元気、84歳の会員などは単独でエジプト旅行中という元気さ。⑩認知症でケアホーム入居中の会員は症状が進行し、ご家族もお見舞いから遠ざかりつつあることが懸念される。⑪腰痛で通院中の会員は車椅子生活を強いられており、イベントへの参加も難しい。 福祉部の3月例会は21日(水)開催

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2018年が幕を開けました。会員の皆様には健やかに新春を迎えられたこととお喜び申し上げます。本欄は、読書三昧を兼ねた寝正月で英気を養いました。特に感銘を受けた一冊がありましたので一部をご紹介します。京セラ創設者、稲森和夫著の「考え方」(大和書房)と題する本です。 人生の方程式 若い頃、中学、大学、就職試験をことごとく失敗した著者が見出したのが「人生の方程式」である。人生の結果は、 ①能力、②熱意、③考え方という三つの要素を掛け算の答えで表すことができると言う。先ず「能力」だが、これは頭の良し悪しや身体的能力を含む、生まれながらに備わった要因である。次が「熱意」で、偉大な業績も一歩一歩の積み重ねでしができないことから、一生懸命情熱をもって頑張る努力を意味する。つまり、後天的に自分の意志で決めることができる。最後の「考え方」は、その人の思想、哲学、理念、信念など、人として生きる姿勢の総称である。そしてこの「考え方」こそが、最も大切な要素で、人生方程式の結果を大きく左右することになる。なぜなら、どれほど才能に恵まれようが、どれほど熱意をもって努力しようが、考え方が間違っていたら、マイナスを掛けることになり、人生は無残な結果に終わる。例えば、物事がうまくいかない理由を、言い訳、不平、不満、妬み、相手の攻撃などの考えを持つ場合、結果はマイナスとなる。能力が高ければ高いほど、熱意が強ければそれだけ、負の値が大きくなり、マイナスの幅が拡大する。逆に、苦難に遭遇しても、「いつかきっと明るい未来がくる」と信じて、前向きに、一生懸命努力する、というプラスの考え方をすれば、能力が劣っていても、素晴らしい人生の結果を得ることができる。実際、2兆3千億円もの巨大負債を抱えて経営破たんした日本航空の再建に乞われて無給で参加した際、この人生方程式を適用し、わずか3年で飛躍的な業績の向上を達成した。人生方程式の正しさが見事に立証されたのである。日航の失敗は、「考え方」を誤り、心を失い、才に溺れると必ず失敗する、という人生方程式の典型例といえる。 プラス思考には、前向き、肯定的、建設的、協調性、真面目、正直、検挙、努力家、利己的でなく、感謝の心を忘れず、善意に満ち、思いやりなどの考え方が含まれる。 マイナス思考には、後ろ向き、否定的、非協力的、悪意、意地悪、他人を陥れる心、嘘、傲慢、怠け、利己主義、不平不満、他者への恨み妬みなどがあげられる。 人間社会をよりよい方向に導く利他の心 自分勝手で利己的な考え方をずっと巡らせている人は、その考えと同じように、人間性や人格がえげつないものに堕落する。逆に、思いやりに満ちた優しい「考え」を抱いている人は、知らず知らずに思いやりに溢れた人柄になっていく。「世のため人のために」どれだけ尽くしたか、という事実だけが死後に残され、富も名声も残らない。美しい心がなければ、世のため人のために尽くすことはできない。 自分のことはさておき、人のために尽くそう、という美しい心は、人生の羅針盤となり、最高の勲章である。優しい思いやりに満ちた心と行動は、相手によいことをもたらすのみならず、必ず自分に返ってくるものである。美しい心をつくる最善策は、「苦労」とか「苦しみ」を磨き粉にして心を磨くことである。苦労を不満としたり、世の中や他人を恨んだり妬んでいては、心を磨くことはできない。心が汚れるだけである。 これは水の流れに例えると分かりやすい。たらいの水を相手の方に押しやれば、たらいの中で結局自分の方に戻ってくる。同様に、人に喜びを与える行為は、おのずと自分に戻ってくる。これぞ仏様の「利他の心」という教えである。「自分、自分」という利己心は、周辺との間に軋轢を生じさせ、悪い方に自分を追いやる。利他の心があれば、思いやりの心で周囲と接するため、潤いある平和で幸せな社会が築かれ、一人一人の運命も好転する。人の行為の中で最も尊いものは、他人のために貢献することである。 愛に満ちた心は宇宙の意志 すべてのものを進化発展させる流れを「宇宙の意志」と考える。この意志は、愛,誠、調和に満ちており、一人ひとりの思いが発するエネルギーがそれに同調するか、反発しあうかによって、その人の運命が決まる。もともと宇宙は一握りの素粒子から始まった。それは一瞬たりとも現状に留まらず、進化を繰り返し、現在の宇宙を形成した。この過程を振り返ると、神羅万象あらゆるものを進化発展させる方向に導く流れ、言い換えれば、すべてをいつくしみ、育てていく意志が存在するとしか考えられない。人間が心で思い、実行することを、宇宙の意志はすべて押し進めようとする。だから、その波長がぴったり合っ6 た時、人生は好転する。宇宙と反対の利己的考えを持てば、宇宙の流れに逆らうことになり、悪い結果となる。純粋で正しい心で人生を送れば必ず宇宙が助けてくれる。 2018年も、会員の皆さんとご一緒に利他の心で進化発展させたいと強く希望します。今年も会員の皆様のご理解ご支援をよろしくお願いいたします。(T)

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福祉部2018年度初例会 1月9日(火)に今年度初の福祉部例会が開かれた。東西南北の支部担当者が参加し、高齢会員の見守りプロジェクトを中心とする積極的な話し合いがもたれた。担当者一同の積極的なボランティア活動に温かいご支援ご理解をお寄せください。 ●南支部 ストロークに襲われた会員が会話が出来るほど回復という報告に参加者一同安堵。 ●北支部 近年、都会の喧騒や世の中の急速な変化のせいか、うつ病に悩む会員の報告が散見される。見守りの範囲を高齢会員から年齢幅を拡大して対応する必要があることが報告された。 ●東支部 ご高齢の高松氏は大変お元気という報告に全員が喜んだ。転倒して歯が欠けた会員の報告もあり、足の筋肉を衰えさせない、ヨガ、散歩、水泳などのエクササイズの習慣化を奨励する。 ●西支部 認知症を発症し、施設に入居中の会員を定期的に見守っている、との報告があった。 ●支部統括担当へのリクエスト 自分の住居区とは異なる支部に名前が記入してある会員が何人かいるのでその点を本人に確認した上で、支部会員リストを更新して欲しい、という要望があった。 ●2月例会 昨年まで福祉部例会日を毎月第一火曜日と決めていたが、今年から変化を持たせて2月の例会を第三水曜日の21日とする。然し全員揃って参加出来る日を決めるのは困難なため本年はその日を例会日として行っていきたい。例会後は階上のレストランに移り新年会ランチを楽しんだ。(鍋島記)

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