ナルクUK 活動報告

ナルク・ワークショップ

「マインドフルネス」開催

去る10 月21 日、人事コンサルタントの伊集院順子氏を講師にお迎えし、マインドフルネスのワークショップが20 名の参加者で開催された。

概要:Eckhart Tolle 著の「The Power of Now_A Guide to Spiritual Enlightenment」を参考にマインドフルネスの基本概 を紹介しながら「今起こっていることに 気づきをもたせること」「今起きていることに集中すること」そのテクニックの一つがメディテーションであること、過去に起こったことをどう感じるか、未来に起こることは、現在の自分の状態が基本となるため、今に集中することが重要である、などがわかりやすく解説された。

参加者は小グループに分かれたワークショップで、朝からワークショップまでの間の自分について語った。自分自身にその時点で起こっている事(自分の感情、見た風景、食べたものの香りや味)を感じずに、次にしなければならないこと等を考えているかの気づきが発見できた。

グーグル社がリーダー・トレーニングに取り入れたSDY(Seek Inside Yourself)というメソッドが注目され、多くの企業でも取り入れられたことからマインドフルネスが脚光を浴びている。①精神や体の健康②ストレス減少③集中力が上がる④創造性が増す⑤人間関係が良好になる、などの効果があると言われている。

呼吸法のエクササイズでは、腹式呼吸の必要はないが、呼吸に集中することが重要であることを体験。腹式呼吸をする場合は、吸った後に3 秒息を止めて吐くと効果が高まる。

メディテーションのエクササイズは、無我の境地である必要はなく、雑 に気が付き、雲が流れるようにその雑 を流す練習。その際に雑 を流す言葉を見つけておくと良い。メディテーションは屋内でも屋外でも可能。運動中には血圧と心拍数に変化が起きるので難しい。メディテーションの際、水の流れる音など自然の音を聞きながら行うと効果的で、アマゾンやiTune などでも購入できる。

まとめ:ストレスの多い現代にメディテーションは効果的なストレス解消法で、今を感じるマインドフルネスの状態を保つことが心身の健康に繋がる。

参加者の感想:メディテーションのエクササイズが良かったので日々の生活でこのテクニックを使っていきたい(A さん)。悩んでいたことが「過去は概 であり今に集中する」という教えで心が解き放された(B さん)。(佐藤敦子記)

ナルク事務局例会議事録:

11 月14 日11:00 より開催された例会で以下の議題が討議された:

<福祉部ナルク合同忘年会>

福祉部の日出美副部長とナルクの直子コーディネータが幹事を担当し、合同忘年会案内は幹事から一斉メールを送付。ランチの手配は福祉部が、お茶菓子(一人当たり£2相当)はナルクが手配、参加費は去年と同額、申込〆切は12 月5 日。

<ヨガワークショップ>

11 月ヨガワークショップのリマインダー一斉メールを送付

<来年度のワークショップ予定>

要望が多かったエンディングノート関連ワークショップの第二弾として”日英ケアホームとケア事情”についてのワークショップを開催予定。1 月か2 月の第三週の土曜日開催を第一希望として講師の方の都合を確認

第三弾は6 月頃に遺言書作成や税務関係を予定。

今後の活動として認知症カフェ、バザーも検討事項。

2018 年度総会は9 月開催を予定。ネット詐欺やサイバー被害防止に関する基調講演を検討。