◎ 日時: 11月8日(水)18:30より

◎ 演題: ジャパン・ハウス ロンドンについて

◎ 講師: Japan House London法人 Director General Michael Houlihan

Director-Programming Simon Wright ◎ 会場: Farm Street Church (114 Mount Street, London W1K 3AH)

11月の二水会では来年春にオープン予定のジャパン・ハウスについて、Michael Houlihan氏(館長)とSimon Wright氏(企画局長)のお二人をお迎えしてお話しいただきました。

ジャパン・ハウスは、外務省が対外発信の強化に向けた取り組みの一環として,サンパウロ(ブラジル)、ロンドン(英国)、ロサンゼルス(米国)の3 か所での設置が進められているプロジェクトです。今年5 月に開館したサンパウロでは、来館者の約80%を非日系人が占めており、累計の来館者数が45 万人を突破するなど,大きな成功を収めています。 ロンドンのジャパン・ハウスでは,恒常的な日英関係を築いていくきっかけとなることも目的としている,と紹介して頂きました。

ジャパン・ハウス ロンドンは,ロンドン市内のケンジントンハイストリート( 住所は101-111 Kensington High Street )の建物の3 フロアで構成されており,その構造や具体的な内容についても詳しくご説明頂きました。グラウンドフロアはショップを主軸として多様な本の紹介,地下階で行われる展示とも連動した発信スペースとなっており、1 階に上がると日本料理のレストラン、地下階には展示スペースや多目的スペースが備えられており、クオリティの高い真の日本の演出することをコンセプトとしているそうです。主にロンドン居住者を対象としていて、若者からファミリー層まで幅広い層をターゲットにしているようです。お二方は,人々を驚かせる仕掛けのある小さな美術館のようなものを目指しつつ,本プロジェクトを手掛けられているとのこと。

ジャパン・ハウスが今後の英国日本人社会の中心的な存在になるのではないか,と期待が広がるお話しで、参加された方々は興味を持って聞いていました。

(参加者18 名)

新年度1 月の二水会の詳細は後日一斉メールでご案内予定です。