9/8 二水会のご案内

9月二水会のお知らせ(2021)

日時:9月8日(水)午後8時より

演題:幕末の日本人留学生がお世話になったアレキサンダー・ウィリアムソン教授

参加費:無料会場:オンライン(Zoom:皆様のご自宅でご参加いただけます)

<イントロダクション>UCLで西洋文化を学習するために1860年代に長州と薩摩から来英した最初の日本人学生達を喜んで迎え入れたアレキサンダー・ウィリアム・ウィリアムソン教授の話をさせて頂きます。伊藤博文、井上馨、井上勝等の学生とウィリアムソン教授の長きに亘る親しい関係によって、教授は日本の科学教育促進のために弟子や学友を日本に送り込みました。特に危篤状態に陥った一学生に示された教授夫妻の無償の愛は、日英関係の濫觴を明示するものとして大事です。多忙のために十分な準備はできませんが、最近私自身が深く関係した犬塚孝明著、ローリー温子訳 Alexander Williamson – A Victorian Chemist and the Making of Modern Japan がUCL Press より出版されたのを記念して、 日英関係の根底に流れる人間愛と交流について少し話させて頂きたいと思っています。

講師:佐藤平顕明(さとうたいらけんみょう)様(三輪精舎主管)<プロファイル>佐藤平(顕明)(1939―)大分県生まれ京都大学大学院博士課程(宗教学)、大谷大学非常勤講師、大谷女子大学教授、ロンドン大学客員教授、ロンドン仏教協会理事、ロンドン三輪精舎主管(著書)『鈴木大拙 真宗入門』(春秋社、1983)、『大乗仏典』中国・日本篇第28巻(妙好人)(中央公論社、1987)、『大乗仏典』中国・日本編第21巻(法然・一遍)(中央公論社、1995)、『鈴木大拙のまこと-その一貫した戦争否認を通して-』(正行寺経蔵資料室、2007)、D. T. Suzuki and the Question of War, The Eastern Buddhist Vol. 39, No. 1, 2008, Great Living – In the Encounter between Master and Disciple – American Buddhist Study Center Press, 2010 (『歎異抄』英訳解説書), Living with Thanks – The Five Fascicle Version of Rennyo Shonin’s Letters – The Buddhist Society Trust, 2018 (蓮如『御文』英訳解説)、5-7-5 The Haiku of Bash, 5-7-5 The Haiku of Buson, 5-7-5 The Haiku of Issa, The Buddhist Society Trust, 2019, Living in Nenbutsu – Commentary on The Shoshinge by Shinran – The Buddhist Society Trust, 2021 (親鸞『正信偈』英訳解説)、鈴木大拙著佐藤平顕明訳『真宗とは何か』(法蔵館、2021)など多数。

<参加申し込み>下記のリンク先よりお申し込みください。(100名まで)

https://forms.gle/ZEZuDQpftWHnLue2A

<注意事項>1. 申し込みをして、当日参加されない(できない)方がいらっしゃいます。

100名という人数制限がありますので、参加できることがわかってからお申し込みいただくか、参加できるかどうかわからない場合には、申し込みフォームでその旨ご回答をお願いします。

2. 参加申し込みを行うと、すぐに受け付け完了の自動メールが届きます。

届かない場合には、迷惑メールボックスに分類されているか、メールアドレスが間違っていると考えられます。

迷惑メールボックスをご確認いただき、見当たらない場合にはメールアドレスの入力に注意して、再度お申し込みください。

3. 申し込み時に登録いただいたメールアドレスに、開催3日前になりましたら、Zoomへのアクセス方法をご案内する予定です。開催前日までに届かない場合は、迷惑メールに分類されていないかご確認ください。見つからない場合には、nisuikaijapanassociation@gmail.com(二水会専用アドレス)までご連絡ください。

4.各種イベント参加者へのお願い:イベント参加中に起きた怪我・事故は自己責任において処理され、主催者の責任ではないことをご了承ください。

5. 講演中は、サービス向上のために録画を行わせていただきます。

二水会幹事 伊東敬行