admin

映画同好会の報告

2017年8月15日(第三火曜日)12:30〜 上映作品はジェームス・ディーン主演『エデンの東』(米国WB1955年製作) 監督;エリア・カザン 出演;ジェームス・ディーン、レイモンド・マ ッセイ、ジュリー・ハリス他 スタッフ;脚本ポール・オズボーン 原作ジョン・スタインベック 音楽;レナード・ローゼマン 圧倒的な心理描写。ジェームス・ディーンを一躍スターにした本作品の持つメッセージは、今なお私たちの心に鋭く突き刺さって来ます。 ▼ファーストシーン;ジェームス・ディーン扮するキャルは近くの漁港で賭博場の女将をしている 母ケート(ジョー・ヴァン・フリート)に一人でそっと会いに来た。現実の母は幻の母とは違って、何か老醜が鼻について嫌だった。 ▼ラストシーン;母親は死んだ、とばかり思っていた双子の兄アーロンは、目前の自堕落な母の姿に ショックを受け自暴自棄の揚句、軍隊に志願してしまった。それを知った父親は、これまたショックで倒れてしまった。脳卒中である。今は心からキャルを愛するようになっていたアーロンのガールフレンドのアブラは、キャルがどんなに父親の愛情を欲しがっているかを心を込めてアダムに説いた。人を愛する者の心からなる愛の言葉は、頑なな父の心を溶かした。(文責渡邉道英)

スケッチ同好会報告

8月9日 TowerHill駅に集合 。 生憎の雨、それも朝から、シトシトと 切れ目無く一日中降り続いたという最悪のコンディション。こんな天気で何人出て来てくれるだろうと心配したが何と9人の参加となった。 駅の西側に海軍の戦没慰霊と昔の処刑場跡のある小公園があり、人通りも少なく ベンチも多いので、絵を描くには 最適と思っていたのに 残念ながらの雨。 どうしたものかと思っていたら誰かが角のパブを見つけた。中に入ると2階もあり、ロンドン塔やタワーブリッジも良く見え雨のせいか空いていたので 、そこで描く事に決まった 。鉛筆でサッサと始める人、水彩で描く人、 写真を撮る人、 1時間は直ぐに過ぎた。 ランチはBlackfriarsの日本レストランへ。 暖かい場所でリラックスして食べた和食はことの外美味しくかんじた。

iPhone/iPad同好会報告

8月8日(火)、iPhone/iPad同好会がTottenham Court Road近くの日本レストランAbenoの地下会議室で、新人の方3名を含む13名の参加で開かれました。iCloudとは何か、Calendarの古いデータの表示方法、Music Sheetの検索・PDFフォーマットでのiBooksへの保存方法、LineのAppのダウンロードの方法、最近実際に起った事例としてのcredit cardの不正使用のトラブル等々、多岐に亘る活発なQ&Aや情報交換が行われました。初参加の方からは、大変有意義で今後も参加したいとの有り難いコメントを頂きました。

文集部からのお知らせ

文集『英国春秋』秋号を、下記要項で原稿募集いたしますので、奮ってご投稿下さいますように。 尚、本号はJA20周年記念号として、その関連記事も掲載する予定です。この20年間で楽しかった思い出や、イベント等をも綴っていただければ嬉しい限りです。 『英国春秋』秋号 タイトル : フリー又は秋号特集「私のとっておきの話」(幽霊を見た話、泥棒にお金を返してもらった話、素晴らしい人に出会った話・・・)、 または、「英国日本人会と私」 原稿締切 : 2017年9月15日(金)ただし原稿は随時受付) 字数 : A4 2~3枚 (出来ればワード添付) 送付先: ogawa@japanassociation.org.uk または Mrs M...

歩く会のお知らせ

日時 : 9月9日(土) 集合場所と時間 : National Rail, Kingston駅改札口 10時15分 集合 National Rail, Waterloo駅 9時44分発、Kingston 駅着 10時13分 バス 715 10時48分発 West...

俳句を学ぶ会より報告

8月17日 出席: 九名 季題: 秋風 ◉ 夏帽子 汗を拭いて 棚の中 上田陽子 ◉ 二人して 出かける夜の 無月かな 西脇ゆう子 ◉ 秋風や 揺るる笹の葉 くもの糸 ヴァンダースケイフ日出美...

テニス同好会報告

当初8月9日(水)に開催予定でしたが、雨の為一週間延期となり、8月16日(水)に開催されました。当日は、天候にも恵まれ、5名の参加で、2時間みっちりとストローク練習をしました。テニスの後は、近くでお茶をして、楽しく歓談しました。 9月のテニス同好会のお知らせ 開催日時 : 9月13日(第二水曜日)13:00 - 15:00 場所 : Princess Park Manor Tennis Court 住所 : Princess Park Manor, Royal...

福祉コラム

ノーモア・ヒロシマ! ノーモア・ナガサキ! 8月6日が今年も巡ってきた。ロンドン北部のビクトリア公園の桜の木の下で、毎年、地元有志が開催するヒロシマ・デーに、JA有志も参加した。大きく育った桜の木は暴風雨で倒れていた。新たに植えられた若木に、平和を象徴する紙製の白鳩が羽ばたいた。参加者は、即席の祭壇を囲んで平和を祈り、核廃絶の日を夢見て歌った。8月は戦争や死について思うことの多い月である。二つの原爆の日と終戦の日。そして、祖先や先達をしのぶお盆が巡ってくる。 シベリア抑留の経験をもつ詩人の石原吉郎氏が、原爆を含む大量殺戮は「名を奪う死」である、と書き残している。「死においてただ数であるとき、それは絶望そのもの。人は死において、ひとりひとりの名を呼ばれなければならないものなのに。」 広島、長崎の被爆による死亡者の総計は72年間で60万人に達するという。 「長崎は今日も雨だった」「雨のオランダ坂」など、長崎を歌う戦後の歌は、みじめな雨と結びつくものが多い。「それは、まぎれもなく原爆の記憶」と、分析する向きもある。真っ青に晴れ渡った広島と長崎の上空で原爆がさく裂したのは、72年前の8月6日と9日。人類が絶対に忘れてはならない、消し去ってはならない殺戮の記憶である。偶然そこに居合せたことで背負わされる過酷な運命は、誰の身にも起こりうる。 「被爆二世にまつわる新聞記事をこっそり読んでいた息子は、もしかしたら、わが身にも、と、被爆を密かに恐れている。だが、被爆一世の母親には、その不安を隠すのだ。」と、原爆の語り部と呼ばれた林京子氏は回想記に残している。戦争とは無縁のはずの孫子までが苦しまねばならない悲劇は、こうして後世に引き継がれる。唯一の被爆国である日本は、原水爆の恐怖のない平和な世界を実現するため、声高に全世界に訴え続ける責任があることを忘れてはならない。 自身も被爆二世の俳優兼シンガーソングライター、福山雅治氏作詞による「クスノキ」に、ノーモア・ヒロシマ!ノーモア・ナガサキ!の悲願を託そう。そして来年は千羽鶴で祭壇を飾ろう。 我が魂はこの土に根差し/決して朽ちずに決して倒れずに/我はこの丘 この丘で生きる/幾百年越え/時代の風に吹かれ/片足鳥居と共に/人々の営みを/歓びを かなしみを/ただ見届けて/我が魂は/奪われはしない/この身折られど この身焼かれども/涼風も爆風も/五月雨も黒い雨も/ただ浴びてただ受けて/ただ空を目指し/我が魂はこの土に根差し/葉音で歌う

ナルク・エンディングノートのワークショップ

人生の最終ステージに差し掛かり、行動力、判断力、コミュニケーション力が衰えたり喪失する前に、様々な準備をしたり、人生を総括することはとても大切なことです。残された者の迷惑にならないよう、物理的、社会的関係を整理して、ご自分の希望を記録するためのノートは「エンディングノート」と呼ばれています。その草分け的存在が日本のナルク本部により2003年に作成され、ロングセラーとなっております。 ナルクUKは、このノートをテキストとして、英日の法制度の違いを含む、様々な問題をご一緒に考え、整理、記録するお手伝いの機会を下記の通り企画しました。どなたにとっても欠かせない、大切なワークショップです。会員・非会員の区別なく振るってご参加ください。 日時: 9月30日(土)14:00-16:00 場所: Farm Street Church別館 住所:114 Mount Street, Mayfair, London W1K 3AH 参加費:ナルク会員4ポンド 非会員 6ポンド 参加希望者はnalclondon@gmail.comに9月26日(火)までにご連絡下さい。