Naomi Suzuki

4/14 二水会のお知らせ

4月二水会のお知らせ(2021) 日時:4月14日(水)午後8時より 演題:「世界の心をつなぐ」〜五感・六感を呼び覚ませ!音楽とその不思議な力〜 参加費:無料 人は目に見えないものに恐れ慄きます。震災後10年が経ちますが「放射能」(風評被害)然り、「コロナ」もまた然りです。 そんな中、パンデミック以降、ソーシャル・ディスタンシングによって「社会的距離」だけでなく私たちの「心の距離」まで急速に広がった気がしています。世界では社会的格差や差別といった「分断」も広がる一方です。英国も欧州から離脱する道を選びました。世界の心が一つになり、人々の命を救うはずのワクチンまでがBREXIT絡みで政治の道具として使われ、新たな国家間の分断を生んでいます。 音楽もまた、コロナ同様に目に見えないものです。 しかし幸い、音楽は万国共通語であり、文化の違いや言語・人種・宗教の壁を超えて、直接、心に響き、人々の心をつなぐ力があります。 また、音楽はひとの心を楽にしてくれます。人類誕生以前の太古の昔から音楽は存在し、私たちが生きていくために、心身ともに健康であるために、無くてはならないものです。音楽には他にも現代の科学では解明し難い多くの神秘的な力が宿っています。 これまで世界各地を旅してきた中で、失敗談を語り出したらキリがありません。多くの珍事件にも遭遇しました。しかし、その都度「音楽の力」によって救われてきました。また、音楽を通して異国の人々と心が通じ合い、素敵な出会いにも恵まれてきました。一生の宝物です。 そんな音楽のパワーを用いて「今、音楽家として何ができるのか?」 「世の中にどう恩返ししていったらいいのか?」といったことも、実体験を交えながら「音楽のもつ不思議な力」とともにお話しできればと思います。 また、頭ではなく「心」で感じ・考え・奏でる大切さや、AIによる自動化・効率化が急速に進む中での「アナログ」や「手作業」の持つ意味も再考しつつ、(今年1月にコロナに感染し、現在も味覚・嗅覚が完全に回復していないのですが)失って初めて気付いた「五感」の重要性、創作と心境の変化について語り、ひいてはご参加いただく皆さまと、現代人が失いつつある「原始本能」や「直感」、「創造性」を一緒に呼び覚ませるような楽しい時間にできればと思っています。   講師:平井元喜(ひらいもとき)様 <プロファイル> コンサート・ピアニスト。作曲家。世界100カ国を旅する音楽家。 73年、東京生まれ。桐朋高校、慶応義塾大学文学部哲学科(美学美術史学科)を経て、英王立音楽院大学院ピアノ科卒。ロンドン・シティ大学修士課程修了。 96年渡英。これまでロンドンを拠点にカーネギーホール(NY)、コンセルトヘボウ(アムステルダム)、コンツェルトハウス(ウィーン)、ウィグモアホール(ロンドン)でのピアノリサイタルをはじめ70数カ国を演奏旅行。BBC、ITV、クラシックFM、 NHK 『名曲リサイタル』 、テレビ朝日 『題名のない音楽会』 など各地でテレビ・ラジオに出演。サー・ジャック・ライオンズ音楽賞受賞。 94年以来、外務省および国際交流基金の派遣により芸術使節として、数多くの海外公演や文化交流事業を成功へと導く。07年から現在まで、プロジェクト 《音楽と民話で世界をつなぐ》 を芸術監督・作曲家・演出家として主導し、世界各地の物語・アート・日本文化を2015ミラノ万博はじめ20数ヶ国(13言語)へ紹介。また空爆下のパレスチナ・イスラエル公演ではアラブ系・ユダヤ系アーティストの共演も実現させ、中東和平に希望の光を与える。...

2/24「日本と英国にまたがる国際相続」のセミナーのまとめ

「日本と英国にまたがる国際相続~資産と相続人について 」のセミナーについて 2021年2月24日(水曜日)11時から英国日本人会のナルク部では先のセミナーをオンラインで行いましたので、報告させていただきます。 当日は80名を超える方々に参加いただき、事前にいただいた質問や当日も多くの質問をいただくなど、参加者の皆さんに活発に参加いただきました。 当日の内容は、私は専門家ではありませんので技術的なことはできるだけ避けて、どのようなことについてお話をいただいたかについて下記で触れさせていただきます。 今回のセミナーでは、日本と英国にまたがる国際相続ということからも、イングランド及びウェールズ法に基づいたお話をコグニティブ法律事務所のリチャード・ベイツ弁護士とホークス真弓弁護士に、そして、日本法に基づいたお話を渥美坂井法律事務所・外国法共同事業のロンドンオフィス代表の金久直樹弁護士にしていただきました。 リチャード・ベイツ弁護士とホークス真弓弁護士には昨年2月に「人生後期に考えておくべき法的手続き」のセミナーをしていただきましたが、今回はポイントを日英にまたがる国際相続にしぼりながらも、前回お話しいただいた重要な点も抑えながらお話をいただきました。 まず英国内には司法管轄が複数あり、①イングランド及びウェールズ法(以降イングランド法)、②スコットランド法、③北アイルランド法と別れていますが、このセミナーではイングランド法に関する相続に限ってでの説明であるという前提で、下記の項目についてお話しいただきました。 Conflict of Laws & at Common Law Grant and Assets in English Law...

4/23 ズーム4月紅葉会のご案内

ズーム4月紅葉会のご案内 日時: 2021年4月23日(金) 今回のみ金曜です。    午後3時 (午後2時45分より入場可) 参加費: 無料 講演テーマ:   「チェリーイングラム」 講師:  阿部菜穂子(あべなおこ)様   〔プロフィール〕 元毎日新聞政治部記者。2001年から英国在住。ジャーナリスト・ノンフィクションライターとして 日本語と英語の両方で執筆活動を続けている。2016年、20世紀に日本の桜を英国に紹介した英国人園芸家、コリングウッド・イングラムの生涯を追う「チェリー・イングラム―日本の桜を救った英国人」(岩波書店)で第64回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。その後、「チェリー・イングラム」日本語版を全面的に英語で 書き直し、2019年春、英国、米国、オーストラリア等英語圏で ’Cherry’ Ingram—The Englishman Who Saved Japan’s Blossoms をペンギン社から出版。同書は英国の権威あるBBCラジオ4の‘Book of the...

3/25ズーム3月紅葉会のご案内

ズーム3月紅葉会のご案内 日時: 2021年3月25日 (木) 午後2時 (今回のみ、通常より1時間遅れの開始になりますのでご注意ください。1時45分より入場可) 参加費: 無料 講演テーマ:   「みんなでお産をみなおさん?」 講師:  西川直子(にしかわなおこ)様 、おざわじゅんこ様 西川直子さんとおざわじゅんこさんは2015年にロンドンで出会われ、SOIS(世界のお産と育児のサポートグループ、現在50名)のメンバーとして助産師の立場からお産に関わる勉強会や相談会を世界各地の日本人の方たちと行なってこられました。先月二人でチーム「みんなでお産をみなおさん?」を立ち上げ、オンラインイベントを今後積極的に開催し、命が産まれる瞬間に助産師さんが感じられる「自分らしく生きる」という意味について今後楽しく伝えていきたいそうです。命を受けて育まれてきた私たちが「こういう風に」と願う生き方をしてきたか、「では、どうすれば?」という様な生き方も含んでの「小部屋でのワイガヤ」の時間も用意しましたので奮ってご参加ください。 ◆西川直子さんのプロフィール 駐在員の妻として、10年余りをタイ、イギリス、スペイン、イギリスで生活。海外に出て出産育児を経験、日本との差を大きく実感。日本の良さを伸ばしながら、日本女性が自ら選びたい方向に進める、もっと輝く事が出来る様に、という事を助産婦として日々自問検討。 ◆おざわじゅんこさんのプロフィール 岡山出身。英国で看護師と助産師の資格取得、現在インペリアルカレッジトラストの病院勤務。ボランティアで母乳育児サポート。「世界平和は母乳から」「自宅でうまれて自宅で成仏」がスローガン。 " src="cid:489421F2-8624-42C0-87CC-0550A5EF07E1" alt="image.png" class="js-stop attachment-viewer-frame-preview-image Apple-web-attachment...

3月10日二水会のお知らせ(2021)

日時:3月10日(水)午後8時より 演題:60歳からの俳優業(エキストラ) 参加費:無料 1986年に 流れ流れてたどり着いたのが英国はロンドン 4−5年の予定で働く予定でしたが、予定は未定だったのです。 60歳で会社を追い出され、毎日休暇ぐらし。サラリーマンの癖でまたどこかで働こうと思いCVを出しましたが、お呼びではなかったです。気が付いたら、映画のエキストラの仕事をしながら(年に数日ですが)いまだにここロンドンで生活しています。そのエキストラの話をさせていただければと思っています。 講師:早乙女 健之様 <プロファイル> 横浜で20年、逗子で20年、英国で37年、会社勤めの一生でした 。 日本で一回、英国で一回の会社の倒産の経験、替わった会社は全部で7社になりました 趣味:Sailing (ヨット)。。。数年前やめてしまいました :Allotment (自称 農業) :Fishing  (自称 漁業) :Mahjong(数年前に始め、今は中止中ーdue to Covid-19) *会場:Zoom...

日本と英国にまたがる国際相続~資産と相続人について

ナルク部でこの数年開催させていただいています、 人生後期に考え、準備をするエンディングノートの関連セミナーとして日本と英国を跨ぐ国際相続に関して日本と英国の相続関連法に詳しい弁護士の方々に2月24日にお話をお聞きすることとなりました。そこで、参加ご希望の場合はナルク部(nalc@japanassociation.org.uk)までご連絡ください。 セミナー前日に招待リンクをお送りします。 なお、個人的なご質問はセミナー時ではなく、別途直接弁護士の方々へご連絡いただくことをお願いしますが、今回は一般的な質問に関しては事前に受付させていただき、その内容を参考にできる範囲でお話をいただくことを予定しています。そこで、そのようなご質問に関しては準備の都合からも2月7日までにメールでご連絡いただきたくお願いいたします。 それでは、セミナー詳細は下記をご覧ください。 日時:2021年2月24日(水)午前11時より(GMT英国時間) 講演内容:日本と英国にまたがる国際相続~資産と相続人について  CROSS-BORDER SUCCESSION: Assets and Beneficiaries in Japan and in the UK 講師:リチャード・ベイツ弁護士、ホークス真弓弁護士(コグニティブ法律事務所) 金久直樹弁護士(渥美坂井法律事務所ロンドンオフィス、パートナー、ロンドンオフィス代表) なお、参加をご希望いただいた方々へはイベント直前に招待リンクを送付させていただきます。

ズーム2月紅葉会のご案内 2月25日

日時: 2021年2月25日 (木) 午後1時 (12時45分より入場可) 参加費: 無料  講演テーマ:   「スパイよもやま話~英国情報機関の今昔」   講師:  片山哲也(かたやま・てつや)氏  〔プロフィール〕 1968年佐賀県生まれ。金沢大学教育学部卒業後、93年時事通信社入社。札幌支社、外信部勤務を経て、カイロ(2001-05年)、ニューデリー(06-10年)、ニューヨーク(12-16年)の各支局で特派員。17年9月からロンドン支局長。紛争や動乱、テロに関する取材経験が豊富。散歩と乱読が趣味。     ●「参加方法」 オンラインお申し込みはこちら ⇨ https://forms.gle/A2owZtFBVYADH7KAA 必ず2月23日(火)までにお申し込みください。 お申込みいただきますと、まず、受付完了の自動メールが届きます。 期日を過ぎますと、対応させて頂くのが難しくなりますので、何卒、締め切り厳守でお願いいたします。 特に当日はお返事させて頂けませんのでご了承下さい。前日までに、ご連絡いただいたメールアドレスにリンクを送信します。 (前日までに届かない場合は、まずジャンクメールをご確認いただき、koyokai@japanassociation.org.uk までお問い合わせください。) ****************************************************************************************** ◆英国日本人会公式サイト https://www.japanassociation.org.uk/ ◆英国日本人会Facebookページ https://www.facebook.com/japanassociation/ ******************************************************************************************...

2月10日2水会のお知らせ「和太鼓の魅力と愉しみ方」

2月二水会のお知らせ(2021) - リマインダー 日時:2月10日(水)午後8時より 演題:和太鼓の魅力と楽しみ方 参加費:無料 *お申し込み方法が、今月より変更となっておりますので、ご注意ください。 「太鼓」と聞くとお祭りや新年を思い浮かべ、音を聞けば心とお腹に力強く響き、太鼓を打っている姿を見ると力が湧いてくる!そんな日本に古くから伝わる和太鼓を一度は見たり聴いたりしたことがある方もいらっしゃると思います。現在は世界中の人も和太鼓に魅了されブームが起きています。また誰でも打てば鳴る太鼓は年齢も性別も関係なく演奏できる打楽器ですので、お子さんへの礼儀作法や情操教育、大人のエクササイズとしての習い事としても人気があります。今回は太鼓の音を目の前で聴いていただくことができませんが、代わりに「和太鼓」の魅力と楽しみ方などを紹介させていただきます。 講師:鈴木 久美子 様 <プロファイル> 埼玉県川口市出身。小学校の授業で川口市の郷土芸能「初午太鼓」を習う。その後川口の和太鼓グループに入りコンクールや祭り等で経験を積み、1997年、世界の子どもたちに和太鼓を伝えることを目的として渡英。Joji Hirota & Taiko Drummersに入り20カ国以上の海外公演やワークショップに参加。2011年以降ソロ活動として多様なジャンルの音楽や楽器とコラボに参加させてもらい、グラストンベリーやRonnie Scott’sなどで演奏。2019年12月にミラノ在住の日本人音楽家とイタリアのレーベルからC Dをリリース。現在は、運営しているこども向けの日本語&文化教室で和太鼓など日本の伝統文化を伝承しながら、「初午太鼓」を世界に広める活動をしています。どうぞよろしくお願いいたします。 *会場:皆様のご自宅でご参加いただけます。 *会費:無料です。 *参加申し込み: 下記のリンク先よりお申し込みください。...

花岡高明副会長 旭日双光章 叙勲のお知らせ

2019年11月3日に発表されていた弊会副会長の花岡さんへの旭日双光章伝達がコロナ禍の影響で遅れていましたが、この度下記の写真の通り大使公邸にて長嶺大使より伝達受章されました。 花岡副会長は在英日本商工会議所の事務総長を過去12年に及び任じておられ、ジャパン祭りの実行委員長も昨年より任じており、又桜植樹実行委員会副委員長等の功績が認められました。 改めておめでとうございました。

1月二水会のお知らせ(2021) 

1月二水会のお知らせ(2021) 日時:1月13日(水)20:00より 演題: 日本人とその家族のためのケアーホーム設立に関して         英国日本人会、なみの会 共同プロジェクト 英国の日本人永住者の人数は日本大使館発表(2017)で男女の合計21,809名となっています。この内、70歳代以上の人数は英国全体で約3,000人、ロンドン周辺の州にお住まいの方の人数はこの約60%、1,800人となります。英国で生活の基盤が長い方が多く、私達の行ったアンケートでは7割以上の方が今後も英国で住み続ける、そして其の66%の方々が日本語でサービスを受けられるケアーホーム(言語、食事、ケアースタッフ)があれば入居を検討したいという結果がでています。 今後ケアーホームの必要度は増々高まってまいります。大きなプロジェクトですから完成までに数年がかかります。今からこのプロジェクトを立ち上げ、多くの皆様のご支援を募る必要が在ると考えています。 ケアーホーム設立には多くの課題が在る中でこの度、英国日本人会と共同ホストのなみの会から下記の柱につきご報告させていただきたく思います。 1. 資金? 2. 日々の運営? 3. 入居希望者はいる? 4. 施設の内容? などにつき調査してきたことを説明させて頂き、次のステップのためのプラン案もお話しさせていただき、皆様のご意見も伺えますと幸いです。 そして日本人会の福祉部から現場からの報告という形で今起きていることの話をさせていただきます。 多くの皆様にご参加頂き、このプロジェクトを是非サポートしていただけましたら大変有り難く思います。 講師:田口晴恵  飯塚忠治 共同ホスト吉村ウッド珠美 <プロファイル> 田口晴恵―英国日本人会福祉部担当 飯塚忠治―英国日本人会例会部担当 吉村ウッド珠美―なみの会 ジューン前田―なみの会 *会場:皆様のご自宅でご参加いただけます。 *会費:無料です。 *参加申し込み: 参加申し込みを下記のメールアドレスにお知らせください。...