福祉部

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福祉部は現在11人のメンバーで構成されており、月例会で は東西南北の各支部における「見守りプロジェクト」の活動 報告をもとに対象会員の現状を把握することに努めていま す。これから増えていく会員高齢化の現実を踏まえて、福祉 部会員のみでは限度があるので日本人会メンバー同士で助 け合い精神を培って頂き、元気なうちに自分のネットワーク作 りに励んで頂けたらと思います。尚、各支部が年2回の頻度 で開催する懇親会は、東西南北に拘わらずどの会にも出席 できますので是非ともご参加ください。   上記は12月7日(土)の総会においてご報告した内容です が、その後で開催された忘年会で素晴らしい体験がありまし たので追加させて頂きます。「見守りプロジェクト」の対象会員のお一人である原三郎さんがお嬢様お二人と共に参加さ れました。福祉部例会で南支部担当の川西弘子さんから原 さんが日本人のケアラーの方とPutneyから14番のバス一本 で市内までこれるので懇親会に参加されると伺っていまし たが、私はお会いしたことがなかったのでこの時とばかりたくさんお話をさせて頂きました。 原さんは今年97歳、戦後の 悲惨な状態から日本の経済復興のために貢献されたビジネ スマンのお一人であったことを学びました。お仕事の関係でご家族が英国生活を体験されたこともあり、ご家族揃って日...

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11月福祉部例会   福祉部11月例会は11月6日(水)に何時ものFarm Street Churchにて行われました。 福祉部が力を入れている「見守りプロジェクト」はロンドン を中心に東西南北に分け、それぞれの地区を2人か3人が 担当、また会員の皆さんお馴染みの「懇親会」を企画するメ ンバーでもあります。現在のところ80歳から97歳の20人ほ どの会員の皆さんに定期的に電話連絡又はご自宅/ケアホ ーム訪問を行っています。もし、どなたかお知り合いの方で (80歳以下の方でも)ヘルプを必要とされている方がいらっ しゃいましたら福祉部代表の田口晴恵までメールtaguchi@japanassociation.org.uk又は携帯07840219028までご連 絡ください。     懇親会の報告   北支部懇親会 日時:2019年11月20日(水)...

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10月福祉部例会   10月2日に福祉部例会が参加者8人で開かれ、ちょうど例会を開始しようとした時に 会館内の警報が鳴りだし全員が一旦屋外退去となりましたが幸いにも何事も無くミ ーティングルームに戻ることが出来ました。 今月も見守りプロジェクトを中心に展開された。   見守りプロジェクト もう一度此処で福祉部の活動の主たる『見守りプロジェク ト』について簡単な説明をしてみたいと思います。 当初は70歳以上の会員を対象に始めましたが周知の如く 昨今の多くの70歳前半の会員の皆様はエネルギーに溢れ しかも心身ともに健康状態が宜しいと言う事で次には75 歳以上の会員を対象に各支部毎に担当者がコンタクトを 始めました。その際に、今後この様なコンタクトを希望され るか伺い継続を希望された会員、又はそれ以後に体調が 優れず色々なイベント等への参加が出来難くなった会員、 或いは一人暮らしで安否確認を定期的に希望される会員 にコンタクトを続けています。 しかし乍ら年齢如何に関わらず見守りが必要とされる会員...

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活動報告   福祉部9月例会が4日に開かれ参加者9名が「高齢者見守りプロジェクト」を中心に話し合った。 今月より福祉部報告の担当者の竹中元部長が任を降りられ新たなスタイルでの報告が始まる。     見守りプロジェクト   各支部の担当者より見守りプロジェクト担当者の近況が順次報告された。幸いにも対象者に大きな変化が見られず一先ず安堵する。 特に明記すべき事項はなく今後も定期的に会員とコンタクトを取りながら状況を見守り、又必要な会員の為にお見舞いは今まで通りのスケジュールを予定している。   お見舞いに関し感じられることは、ケヤホームに暮らすA会員の訪問が定期的に行われ訪問時に部員が持参する和食、果物等を嬉々として召し上がられるのを拝見するのは私達部員にとって嬉しいことである。食後は会員の好きな絵画集を一緒に広げながら会話が弾んだように思われた。この様な刺激のもたらす効果は大きく、会員本人ばかりでなくケヤホームのワーカーも度々声を掛け合って呉れると言う相乗効果もあるように感じられ嬉しい発見であった。 又ケヤホームを離れる時に交わされる「有難う、又来てね」の一言は福祉部員にとって何よりの励ましである。   会員の高齢化に伴い今後他人との接触も少なく一人で一日の多くの時間を過ごす会員数が増えるに付け、彼等の不安、淋しさの解消に役立つ様な活動を継続する事が如何に重要であるか再認識するものである。 福祉部員以外の会員でこの様な活動に賛同頂き、一緒に活動されたい方は大歓迎です、是非お声掛けて下さい。     懇親会の報告、お知らせ  ...

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支部報告   東支部:会員七名とコンタクト 特別に明記するような変化はなし。Aさんは血液検査の結果待ち、歩行が今まで比べて遅くなっている。  Bさん、血圧の薬の副作用のしためかめまいで倒れ医者で診察の予定。 Cさん、病院通いはなくなって、自身で塩分控えたダイエット中。 Dさん、9月には紅葉会に参加希望だが中々アレンジが難しい。Eさん、膝の痛みで屋内でも歩行が大変、気功、ペインクリニックに通い回復の為努力をなされている。   西支部:Aさんは前回の訪問時より痴呆が進みあまり反応なし、菓子類にも食指を動かさない。 Bさん、お話し好きでよくお話されて一応普通の会話が成立。   南支部:川西、宣美さんが欠席で報告がなしだが、特別に変化なし、但し日本から一時的にロンドンに戻られたAさんは短い滞在の後再度日本に帰国されたが、病状が気懸り。   北支部:会員三人が見守り対象 Aさん、メール送信したが返信なし、もう少々待って再度連絡を入れる。 Bさん、リュウマチで歩行困難になってきている。 Cさん、杖を突いて歩かれるが俳句会に出席、先日日出美さん、純子さんがランチとその後お茶をご一緒した。ご近所の会員に支援を求める為に連絡を取る計画。        各支部懇親会  ...

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活動報告   福祉部7月定例会が各支部の担当者の参加で、第一水曜日の3日に開催された。今月も「高齢者見守りプロジェクト」を中心に、下記の報告と話し会いが真剣に行われた。   議題1: ケアホーム準備委員会報告   フランクフルトの有料ケアホームの一角に日本人専用棟が2年後に建設が予定されている。こうした他国の動きを参考に、セキュリティの確保、日本語でのコミュニケーション、日本食提供などの条件を揃えた、在英日本人にとって理想の施設が英国で実現されることが待ち望まれる。   議題2: 見守りプロジェクト各支部報告   東支部: 80歳以上の見守り対象者7人中6名が在宅介護を受けている。大半が足腰の痛みや咳の問題などを抱えているが、電話でのコミュニケーションが可能。2名が血液検査の結果待ち状態。なお、紅葉会などのJAイベントへの参加を希望する90歳の会員もあることを考慮に入れ、電話による安否確認にとどまることなく、送迎や日本食等のサービスにまで見守りプロジェクトを拡大することを前向きに検討すべきだろう。   西支部: 80歳以上は8名。見守り対象者はケアーホーム入居中の2名。先月は担当者の多忙で訪問ができなかったので、近々に見舞いを予定している。   南支部: 80歳代は6名だが、総じて健康を維持している。85歳の対象者などは往復徒歩でテニスクラブに通う対象者や紅葉会への参加を希望する90歳の対象者など頼もしい生涯現役のシニアたちである。歩行困難の会員も麻雀で頭の体操中。調子を崩している会員はご家族によるケアがあるため安心。     ...

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福祉部6月定例会が通常の第一水曜日に開催された。支部担当者を中心に活動のコアである「高齢者見守りプロジェクト」を中心に、下記の報告と話し会いが真剣に行われた。毎月の報告に軽く目を通されるだけでも、会員の高齢化が現実の問題であること、他人事と「高みの見物」している余裕のないこと、相互支援の精神が福祉部に健在であること、などが肌で感じられるだろう。   見守りプロジェクト各支部報告   東支部 見守り対象者7名は80~90代。足と膝の痛みでJA主催のイベントの参加が難しいA会員は、出席を望んで回復に努力している。庭仕事から遠ざかっていたB会員も徐々に作業開始。一日一回の外出に努めるC会員。調子を崩したD会員は検査結果待ち。紅葉会出席の望むE会員の希望を叶えるよう担当者は準備中。睡眠障害の治療に通うE会員。寝たきり状態でケアホーム入居中のF会員は食欲を回復して一安心。   西支部 見守り対象者2名ともケアホームに入居中。A会員(90歳)は紅葉会参加のために治療に励む。B会員(80歳代)は定期的にケアラーが来てくれるが、話し相手が欲しい様子で対応を模索。   南支部 調子を回復中のA会員は連絡法として電話よりメールを希望。高齢のBさんは診断後の投薬が決定した状況のため、緊急連絡を確保。担当者がGPに同行することを検討中。   北支部 症状に不適切な薬の改善を模索中のA会員。体力減退を訴えているのが懸念される。他の対象者2名は現状維持だが、定期的に連絡を取って見守る必要があろう。   その他の議題   NHSは新たにHUBSと呼ばれるセクションを設けた。具体的には、呼吸器系、心臓系、記憶障害、転倒を中心とする症状に応じてGPが紹介状をHUBSに送ることで容易にアポが取れるシステム。HUBSに登録することで検査が受けられ、自宅でのアセスメントも可能。福祉部により詳細な調査を検討。 この10年で、福祉部員も含む会員の高齢化は著しい。現状に対応するため、若手会員から福祉部員を積極的に募集する方向で意見一致。是非ご連絡ください。...

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福祉部5月例会が通常通り開催されたが、部員の多くが里帰り中で6名のみの参加となった。 ・各支部担当者による見守りプロジェクトの報告   各支部の報告    東支部 見守り対象者7名。遠出が困難なA会員だが、ご家族が買物その他の外出に付き添ってくれており安心できる。今回の懇親会は体調不良で参加不能だった。今後の参加を希望しており、東支部担当者が付き添うこともオプションの一つ。B会員は気候が良くなったら懇親会に参加を希望しておられる。C会員は健康維持のため散歩を日課としているのはご立派。電話が通じないD会員を心配し、ご家族に連絡を取ったところ、難聴ぎみになったため電話機を改善する予定とのこと。気分転換に紅葉会への参加を勧誘中。長期間の施設療養が続くE会員を4名で見舞う。好物の果物は食が進んだが、施設の昼食は嫌がった。寡黙になったように見受けられたが、帰り際に「また来てね」と言われほっとした。88歳のF会員が新たな見守り対象者として加わった。   西支部 先月初めて紅葉会に参加されたA会員は、階段を踏み外したが運よく怪我を免れたと連絡して来られた。長時間座っていることができないため今月の紅葉会は不参加。ご家族と同居中ゆえ生活面の問題はないとのことで安心。認知症の施設入居中のB会員は、帯状疱疹に罹患したが回復に向かっている。訪問は避けたほうがいいとのことで様子見中。高齢者施設に入居中のC会員は、ご主人が毎日見舞う上、友達が毎週訪問されるので安心。担当者が訪問中、双方向の対話ができたのは喜び。認知度には波があることを実感。独居中のD会員は、日本人の介護士が身の回りの世話と話し相手に来てくれるので問題ない。外出を好まないので、心身の健康のため紅葉会参加を勧誘中。   北支部 見守り対象者3名。A会員は通院に担当者が付き添う必要がある。B会員はメール連絡したところ、投与薬不適合の問題を抱えるものの、ご家族による十分な介護があり自宅療養中でも担当者としては安心。今後も定期的に連絡を取り合うことを約束。C会員は病名が確定して適切な治療を受けているが、歩行が困難になってきた。ご家族が近くに住むためサポートを受けている。   ケアホーム準備委員会の報告 海外に有料ホームを建設中の日系企業からの情報を得て参考にしつつ準備を進める。   支部懇親会のお知らせと報告   東支部懇親会報告...

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去る4月3日開催の福祉部月例会は7名の参加者により見守りプロジェクトが下記概略の通り、福祉部の活動について話し合われた。   見守りプロジェクト各支部報告   東支部 担当者不在のため報告は来月に先送り。   西支部 最近入会された高齢のA会員は、日本語が通じるJAへの入会で元気さが更に増すことだろう。認知症施設入居中のB会員の訪問を近々に予定。施設入居中のC会員はご主人による定期訪問で安心。親友の逝去で落ち込んでいたD会員も時間の経過で元気回復中。独居中のE会員(80歳過ぎ)はロンドン在住のご子息による定期訪問に加え、週日のケアラー訪問が安心材料。福祉部員と近隣会員で賑やかなお茶会を計画中。   南支部 担当者2名で、施設入居中のA会員の未亡人を訪問。通常の会話は困難だが、最後に本人が手を差し出され安堵。電話線工事で音信不通だったB会員夫妻を訪問した際、「記憶力低下はGPに相談を」と提案。ストローク後遺症で闘病中のC会員は順調に快復中。   北支部 見守り対象者は3名。A会員は句会に参加するほどの回復ぶり。パーキンソン症闘病中のB会員のご家族に近況報告をリクエスト。C会員は昨年来の風邪に、腰痛、膝痛が加わり外出が困難となり、各種イベントも不参加。部員による励ましが回復への威力。   支部懇親会開催の日程調整   2019年度の懇親会開催予定表を下記に決定。 1月...

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去る3月6日、福祉部の3月例会が開催され、部長/支部担当者計8名の参加で下記の議題が話し合われた。 ・各支部担当者による見守りプロジェクトの報告 ・繰り返された孤独死への反省 支部懇親会のお知らせと報告  東支部 見守り対象者は7名。高齢者にとって辛い季節の変わり目ということもあり、体力の衰え、手足の疾患、風邪などの症状をそれぞれ訴えているが、総じて小康状態を維持している。歩行可能な高齢者は、爽やかな季節になったら、支部懇親会等のイベントへの参加を希望している。10年間、寝たきりの会員は、1月に発症した肺炎も回復、無事に退院し平穏な日常を取り戻している。近隣在住者と東支部担当者がチームを作り、交代で好物の和食を持参して定期的に見舞いを継続中。 西支部 認知症施設に入居中の会員を3人の担当者が見舞っている。コミュニケーションは一方通行だが、突然「こんにちは」などの日本語が飛び出して驚かされることが報告された。もう一人の施設入居者は、海馬の機能が弱まった結果、ご主人が毎日見舞われていることは「わからない」ようだが、昔の記憶は鮮明に脳に残っていて会話が弾む。最近紹介されたQueensway在住の日本人にはJA入会手続きを勧め、見守り対象リストに加える予定。 南支部 会員(86歳)の孤独死が再発した。非常に残念で心が痛むニュースであるが、これを機に見守りプロジェクトの方法を見直すことが真剣に討議された。今後、福祉部員だけでなく、他の会員の協力と理解を求めることで対応する。見守り対象者は現在7名。目下、重篤な闘病者はないが、脳卒中後遺症のリハビリに励む会員が一人、回線工事のため、暫く連絡のつかないご夫婦を近々に訪問予定。 北支部 対象者は2名。一人は虚弱体質だが、俳句の会や絵画作成など、精神面で補う努力が頼もしい。パーキンソン症の会員は自分の症状に最適な治療薬に巡り合えていないため試行錯誤中。患者を一番理解しているご家族の存在は、本人だけでなく福祉部にとっても安心感につながる。(ヴァンダースケイフ記)   東支部懇親会のお知らせ 日時:4月27日(土)12:30から 会場:Hare & Tortoise (Blackfriars) 所在地:90...