福祉部

福祉部だより

去る2月6日に2月例会が開催され、下記議題が話し合われた。紙面の都合上、詳細は割愛し、議題のみに絞らせて頂く。 (1)会員死亡後の家族会員の取り扱いについて: (2)会員でない同胞が、公的、私的の機関もしくは団体から福祉関連の支援をリクエストされた場合の対応: (3)会員死亡時の献花または献金の手配: (4)その他 ☆会報締切日リマインダー送付の廃止 ☆見守りその他の活動の活発化に伴い増加中の不定期少額出費に備えたペッティキャシュの部内保管について ☆会報記事内での見守り対象者の呼称について ☆支部懇親会への新参加者の名札の用意 今回は、新旧部長、各支部担当者全員が揃い、活発な意見交換、提案、希望、今後の方針など、大変に有意義な例会となった。(ヴァンダースケイフ日出美) 支部懇親会のお知らせとご報告 東支部 東支部懇親会は4月27日(土)に、おなじみのH&Tレストランにおいて開催を予定しています。詳細は会報3月号にて掲載。(田口晴恵) 西支部 2月21日(木曜日)EAT TOKYOにて開催。20名を超える参加者で盛り上がった。参加者の感想等は来月号に掲載予定。(山本郁子) 南支部懇親会のお知らせ 日時 3月14日 (木) 12:30...

福祉部だより – 福祉部2019年新年会報告

福祉部2019年新年会報告   2019年1月12日、福祉部とナルクUK合同の新年会がFarmStreet 教会会議室にて開かれた。英国の冬典型のどんよりした曇り空の中、21名の皆様にお集まりいただいた。   昨年末に新旧部長の交代は完了しており、新年会は、竹中前部長による9年間の在任期間総決算で始まった。続いて、責任者のバトンを手渡された田口新部長は、「前任者の敷かれたレールを引き継ぎながらも、革新的な考えと行動で新たに出発したい」と新年にふさわしい前向きな抱負を語った。福祉部の活動が更に発展することが期待される。昼食後は、各支部の担当者により、前年度の活動が総括された。   日本人専用ケアホームの設立に意欲を燃やす飯塚理事(二水会担当)が今回初参加された。同理事は、「同じ目標を持つ他の日系組織とも協調しながら、理想や夢を追い求めるのではなく、実現可能な手堅い計画をもって、1歩1歩前進したい。」と語られた。福祉部にとって、実に頼もしい助っ人の登場に拍手が沸いた。   田口新部長は更に「つい最近、仲間の一人が、日本人向け施設を地方に造りたい、と大変に意欲的な話をされていました。飯塚理事の夢が実現しそうな気がし始めました。私の仲間にも福祉部の例会に参加して頂き、お話を伺う機会を作りたい。同じ志を持つ団体が集まって、同じ目漂に向かうなら、実現の可能性は大きい筈です」と、期待感を吐露。2019年も福祉部はエネルギッシュな活動を展開します。 (ヴァンダースケイフ日出美)

支部懇親会

北支部 2019年2月8日(金) 12時より14時まで 会場:            Miyama, Mayfair 住所             38 Clarges Street, London W1J 7EN             Tel:   020-7493 3807 最寄駅          Green Park 申込締切日:   2019年2月1日(月)...

福祉部だより

福祉部活動報告 2018年12月5日、定例のファームストリート教会小会議室において、9名の参加者により12月例会が開催され、下記の議題が話し合われた。        1.支部より見守りプロジェクト報告 東支部: T会員は歩行訓練のため、教会での礼拝参加を含む外出に努めている。D会員は、喉の検査のため外出を控えているが、新年に東支部の昼食会を楽しみにしており、支部新年会にも出席を予定。忘年会に沢山の景品を寄付されたM会員は、12月のカラオケ会にも元気に参加。英語が日常語のF会員は、12月に10日間米国在住のご子息を訪問される。来年はより多くの出会いを作りたいと抱負を語っている。施設入居中のY会員を担当者3名が見舞った。とても明るい顔で、持参のお寿司を嬉しそうに食された。職場が一緒だった担当者の一人と同僚のことも良く覚えていて楽しく語っていた。 西支部: 認知症施設に入居中のM会員は月に一度、ご子息の奥さんが見舞っている様子。施設入居中のP会員はご主人がよく見舞っているので安心である。 南支部: 担当者の一人がスペイン滞在中のため特に報告事項はない。 北支部: 入院加療中だったM会員が退院し、自宅で介護士の訪問を受けていたが、現在は問題なく自立生活している。Newcastle在住のご家族が時々面倒をみて呉れるので安心。クリスマスをご家族と過ごす予定。緊急時は、担当者に連絡する手筈になっている。福祉部ではないが、旧友が身の回りの世話をしてくれている。P会員は、病院を変更して治療中で、ご主人の手厚いケアがあるので大丈夫とのこと。同好会出席は時間がかかりそうとのことで、ナルク入会を思案中。ご無沙汰していたY会員と偶然出会ったが、顔色も良く元気そうだった。 見守りプロジェクトは、高齢者に限らず、闘病中や体調不良の会員に拡大し、支援が必要な場合は、手を差し伸べる必要があるかが再確認された。 2、 新年の活動計画 2019年の活動について、新たな計画、方針、抱負について提起した。新部長不在中の例会だったため、新年の課題とされた。計画中の忘年会が急遽、新年会に変更された件の連絡が遅れ、変更を知らなかった部員からの問題提起で、新たに、「連絡担当者」を選出すべきとの意見が出た。話し合いの結果、手を挙げる部員がなく、議事録担当のヴァンダースケイフ日出美部員が引き受けることになったが、本人が都合の悪い場合は臨時協力者をお願いすることで決定。 全員からではなかったが議事録を各支部担当者も見たい、という意見が出た。今後は部長が目を通した後で問題が無ければ部長から支部担当者に配信して貰うのは如何なものか、という希望があった。  (ヴァンダースケイフ日出美作成)

支部懇親会報告

東支部 前回の懇親会が8月にあったので、11月3日にさらに開催するには間が短すぎるという懸念はありましたが、13名の参加でホッとしました。今回は92歳、87歳、82歳、と丁度5歳ずつ間のある人生大先輩のご参加があり、そのお元気な姿に60後半から70代の我々は大いに学ばせて頂きました。今回初めて東支部懇親会に参加された会員の方から、名札があると覚えやすい、という知恵を頂きました。次回から是非とも実行したいと思います(田口晴恵) 西支部 次回は2月ごろを予定しています

福祉部だより

福祉部活動報告 2018年11月7日、定例のファームストリート教会小会議室にて、新部長の下、福祉部11月例会が8名の参加で開催。①テリー田口新部長のご挨拶 ②次年度の担当者の選出、③各支部より見守りプロジェクト報告が討議された。 ① 新部長は、選出後初の例会でもあり、「福祉部員の協力と支援を得て、福祉活動を頑張っていきたい」と熱い口調で抱負を述べられた。 ② 担当者選出については、東西南北の支部担当者全員の続投が確認された。 ③ 見守りプロジェクト報告 東支部: 11月3日の東支部懇親会にご高齢のT会員、D会員、M会員、F会員、M会員が勢ぞろいされた。T会員は、遠路はるばるカンタベリーからの参加。F会員は10月に90歳のお誕生日を迎えられた。新年に親しい会員と東支部担当者がご自宅を訪問する予定。M会員は、杖を使って奥様とご一緒に散歩を楽しまれるとのこと。気候が暖かくなる来年には紅葉会に参加を希望。寝たきりのY会員を担当者3名が日本食持参でお見舞。涙ながら『また来てください』と懇願された。 西支部: 認知症で施設入居中のM会員は、前回より表情がなくなり、居眠りが増えたことが心配される。先月入会で認知症のP会員を担当者3名が見舞った。ご主人も同席されたが、日本語の方が楽とか、ご主人も日常会話程度の日本語を話されるので問題はない。脳梗塞の後遺症で左腕が不自由で体が前後に揺れるのが気になった。 南支部: 担当者2名が欠席だったため、報告がなかった。 北支部: M会員は、10月にGPと面談の結果、2週間程の入院の末に退院された。ご家族が遠方のため、看護士/ケアラーの訪問介護が実現。緊急時には、ご本人から北支部の担当者に連絡することで了解。P会員は、薬のせいで疲れやすいとのことだが、回復したら映画会に参加を希望。C会員はご家族がお世話されるので安心だが、助けが必要な場合はご自身から連絡との意向に従う。W会員は、畑仕事やドライブもされるほどお元気とのこと。 その他決定事項 支部会員リストの修正と更新の時期を迎え、F会員が担当に決定。 見守りプロジェクトは、高齢者に限らず、闘病中や体調不振の会員にも手を差し伸べることが望ましい。 12月8日に予定されていた福祉部・ナルク合同忘年会は、新旧両部長不在で中止となり、新年12日(土)に新年会を開くことに決定。(ヴァンダースケイフ作成)    

支部懇親会のお知らせ

東支部懇親会のお知らせ   8月に開催してちょっと早いような気もしますが、前回参加出来なかった方々とお会いできる良い機会と思いますので、下記の通り懇親会を計画しました。どなたでもお気軽にご参加ください。   日時:2018年11月3日(土)12時30分より   場所:Hare & Tortoise(Blackfriars支店) 90 New Bridge Street, EC4V 6JJ   メニューはお寿司他お好きなものをお選びください。 予算は15ポンドから20ポンドくらいとみておいていただけると良いかと思います。 参加ご希望の方は田口晴恵までメールharue.t@hotmail.co.uk または電話07840219028にてご連絡ください。...

福祉部だより

福祉部活動報告   福祉部10月例会開催   2018年10月3日、Farmstreet教会小会議室にて、参加者10名で開催。   今回は、開始前に最近他界された名女優、樹木希林のテレビ番組「直筆の手紙に込められた言人生エール」をユーチューブで観賞。その人となりを知る機会となり、皆で改めて感動した。続いて、各支部担当者による見守りプロジェクトが下記の通り報告された。   東支部:見守り対象者は6名。重篤な闘病患者や入院加療中の会員は不在。M会員は日本祭りにご家族で参加されるほどお元気。D会員も祭りのJAストールに顔を見せられた。食欲はあるが、庭仕事が若干難しくなったとのこと。長時間の外出は無理だが、の家で脚の運動を心がけている。I会員は来年まで日本とグアムに滞在。M会員は近々、眼科手術を控えているが、カラオケ同好会参加を楽しみにしている。F会員は10月24日が90歳の誕生日。紅葉会出席のため、お仲間と待ち合わせを約束したが失念。担当者が実情把握のためご自宅訪問を予定。T会員は風邪で一週間寝込んだが、徐々に回復中で、11月の東支部懇親会には参加を希望。   西支部: 対象者はM会員のみ。最近、入会されたケアホーム入居中のP会員を西支部が担当する予定。   南支部: 対象者はR会員、S会員、Y会員、F会員、94歳のH会員他数名だが、総じてお元気のご様子。F会員は友達との定例麻雀会が最大のお楽しみ。H会員は加療後のリハビリに専念中。ケアホーム入居中の寝たきりのY会員に和食持参で毎週3名が見舞っている。   北支部: 通院が続いているM会員は、俳句会への参加や絵画制作などグループ展へも出展するなど自助努力がお見事。N会員は電話連絡を大変喜ばれる。パーキンソン病のP会員は通院以外の外出を避けている。C会員は電話連絡によるコミュニケーションが困難なため、問題が生じた時点でご家族が連絡を下さるとのこと。   見守り報告欄で「頭文字を使った記事の掲載に疑問を持つ」との意見が出たのをきっかけに、今後は、見守り連絡の際にご本人に「賛成」「不賛成」を確認することが決定。 2010年より、ファーガソン前部長の後継を務めてこられた竹中部長が、このたび、理事を辞任することになり。後任問題を話し合った結果、参加者の満場一致で新福祉部長に、東支部担当の田口晴恵会員が選ばれ、本人も承諾。部長補佐として、これも満場一致で飛田まゆみ会員が選出が決定。   福祉部・ナルク合同忘年会は12月8日(土)、ファームストリートチャーチで開催。

福祉コラム

プラスチックの海 幼い頃「昔々、浦島は助けたカメに連れられて、、」と歌い、浦島太郎の童話を読んだ記憶のない日本人はまずいないだろう。古来、ウミガメは、人間と非常に身近な存在だった。残念なことに、近年、産卵できる砂浜の消失やプラスチックによる海洋汚染などで、他の海洋生物同様、生息が危ぶまれている。 ウミガメは、熱帯・亜熱帯の海洋を中心に生息する。日本でも、産卵地を守る活動が沖縄、九州、四国を中心に活発化している。ウミガメがプラスチックのゴミを、海藻やクラゲなどの餌と間違えて食べる事故が頻繁に報じられている。ユーチューブにアップされた、プラスチックフォークが刺さったウミガメの映像も被害の甚大さを物語っている。更に、海洋投棄された漁具や網に絡まって身動きできずに餓死するケースも世界中で報告されている。 北オーストラリアでは、2005年~2012年間におよそ9000超のゴーストネット(海洋投棄された網やロープ)が回収されており、これらに絡まって餓死するウミガメの数は年間14,600頭に上ると推定されている。カナリー諸島沿岸では、ウミガメの餓死の7割が人間活動に起因し、その25%は違法投棄された漁具に絡まったものという結果が発表されている。 孵化したウミガメの赤ちゃんが海に向かって移動する際に、散乱した漁具に絡まって身動きが取れなくなるケースも多い。プラスチックによる深刻な被害はウミガメに限らず、海洋生物すべてが受けている。 福島県沖は、寒流と暖流の交わる「潮目の海」と呼ばれ、豊かな漁場が形成される。そのため、ウミガメ産卵の北限といわれている。昔から浦島伝説の舞台と言われてきた所以である。浦島伝説を背景にしてか、2018年11月に「世界水族館会議」が同県いわき市で開かれるという。世界中の海洋学者や水族館関係者が集結し、「タイやヒラメが舞い踊る」かつての美しく豊かな海を取り戻し、未来の世代に残す有意義な話し合いをもつ。 こうした試みへの期待は極めて大きい。地球市民の一人一人が、プラスチック製品の不使用、不買などを実行し、プラスチックごみを最大限に減らすよう努力することが、かけがえのない美しい地球を守ることに貢献するはずである。「浦島太郎と竜宮城」をテーマにしたイベントに、世界の注目が高まって欲しいものである。