2月理事会報告

*年次総会は2月22日(木)午後5時半より、Bloomsbury Baptist Church (紅葉会 と同じ会場)開催。 *東日本大震災7周年を覚えての追悼Vigilが行われます。 日時: 2018年3月11日(日曜日) 午後2時半から4時半 場所: St. Margaret Westminster Abbey (ウェストミンスターアビィの敷地内にある教会です。上記の二時間教会が一般公開されている時間帯は出入り自由。詳細は一斉メールにてお知らせ済みです。 *各同好会を紅葉会部所属とする。 *一斉メールに関しては一通につき、会員£10、非会員£20とする。 *第55回海外日系日本人会は6月7日よりハワイで開催、詳細は一斉メール参照。 *都道府県県人会開催 4月10日前後...

英国日本人会2017年度 年次総会・会長報告

皆様本日はお忙しい中、第21回年次総会にご参集頂き誠に有難うございます。英国日本人会は1996年11月に発足、22年目を迎えました。幾多の会員の方々、並びに理事役員の方々の大きな支えとご協力の下に今日に至っております。当初、約40名足らずの会員によって、互助会的性格を持った、戦前の日本人同胞会を復活させることを目的として発足しました。当時の日本人の永住者の数は僅か5200名(男1350、女3850)といわれ、現在の19、000名とは隔世の感があります。現会員数は340名(名誉会員8名を含む)を越す陣容となっています。E会員とEプラス会員(計268名)の増強が大きく寄与していると言えます。 不幸にして今年度、故久我コーニシュせつ子さん(5月27日83歳)と故園田邦夫さん(9月13日85歳)の2会員が亡くなられました。多くの会員の皆様がご葬儀/追悼式にご参列になりました。只今より、ご一緒にお二方の霊に一分間の黙祷を捧げたいと存じます。 ご賛同により皆様と共に心を込めて黙祷。 それではただ今より議事に入らせて頂きます。会則第14条の規定により総会は、委任状を含む会員の5分の1以上の出席を持って成立いたします。現在の議決権ある会員数332名に対し、ご出席数49名。ご欠席者のうち議長宛委任状148名、理事会/理事宛8名、総会参加の他の会員宛6名です。会則に定める定足数67名(全会員332の5分の1超)を充足しております。よって、本日の総会はめでたく成立し、決議は有効となります。 既に皆様にお送りいたしました総会議題をご参照いただきたいと存じます。お諮りしたい議題は4項目です。時間の関係上議決に関しましては、報告事項、付議事項について、先ず全てをご説明をさせて戴き、その後ご質問、ご意見を頂戴して、その後議題(2)の付議事項については採決で、ご承認をいただきたいと考えております。 {議題1、報告事項} その(1); 2017年度の年次活動報告の説明をさせて戴きます。 一昨年12月2日に在英国日本国大使館にて年次総会と20周年記念レセプションが行われました。総会議事進行は原案通り無事に承認され、引き続き、盛大にレセプションが開催されました。 今年度も定例会の活動は例年通り又はそれ以上に活発でした。特に多くの会員サポートを得て担当理事部長はじめ各役員の努力も相俟って大きな成果を得たと確信しています。 時間の都合により、議長である佐野が大方の活動をご説明申し上げます。 1) 事務局―千津子ウインター理事(11月迄上田元理事) 2) 経理部並びにジャパンハウス(JH)基金―花岡理事 3) 会員部―ウインター理事 4) 文集部―小川理事 5)...

スケッチ会報告

1月10日 今季初めての室内 "レストランあべの"さんの 地下に集合した 。 そしてこれも又久々の人物クロッキーを行った。一人を10分で描く。 これを出席者の数だけ描いて練習し気に入った一枚に手を加え提出して貰った。 今回の絵は皆さんそれぞれ素晴らしい。 色使いにも工夫がありそれぞれの個性表現の努力を感じた。 クロッキーに手 を加えて仕上げた人達の作品の中にも、細やかな表現が素晴らしい物もあつた。情けないのは自分の物のみで、皆さんがこんなに上達して下さるとやりがいを感じる。 次回には"静物" を、そして我々の展示場 ("一点張り"二階) も一年経つので、新たな作品に入れ替えようと思っている。

1月度映画鑑賞の報告

1月16日(火曜日)13;00〜 上映作品『富士山頂』(石原裕次郎プロ制作)原作;新田次郎 脚本;國弘威雄 監督;村野鐵太郎 撮影;金宇満司、照明;椎葉昇、録音;紅谷擅一、美術;横尾嘉良、音楽;黛敏郎 主演;石原裕次郎、勝新太郎、渡哲也、山崎努、芦田伸介、東野英治郎、宇野重吉、佐藤充、中谷一郎 市原悦子、星由里子、古谷一行、露口茂、清水将夫、神山繁 加藤武 田中邦衛 橋本力 酒井修 青山良彦 浜田光夫 鈴木瑞穂 信欽三 今福正男 ほか新劇人(民芸座、俳優座、文学座)多数 襲い来る雪崩れ、吹きすさぶ暴風雨、大自然の極限を克服し遂に富士山山頂にレーダーを作り上げた。 これは日本人の勇気を謳ったドラマだ!今や日本経済映画の後の楽しいダンス は世界のトップレベルにあり、鉱工業生産並びに日本で生み出した各種製品は全世界のマーケットに出回っている。丁度この映画が製作された時代は日本の基幹産業が急速に伸長した頃であった。...

文集部よりのお知らせ

春号の原稿を下記要項で募集いたしますので、奮ってご投稿下さい。文集発行は4月初旬を予定しています。 『英国春秋』2018年春号 タイトル : フリー又は 春号特集「私からのちょっと一言」(提言、苦言、箴言など日頃の思いを、政治家、組織・企業・団体 Brexit, 有名人宛へ) 原稿締切 : 2018年3月15日(ただし原稿は随時受付) 字数 :A4 2~3枚 (出来ればワード添付) 送付先 : ogawa@japanassociation.org.uk または Mrs...

歩く会報告

日時 : 1月11日(木) コース : Tate Modern まず、1900年以降の,ピカソ、ダリ、デガ、マチス、アンディ ウオーホール等の作品を観賞後、加わった、ガイドツアーでは、現代アートのツアー、日本人の作品の説明もあり、学ぶこと大の歩きでした。私達の会話にも熱が入り、解散は、予定の4時を、とうに過ぎた,5時近くとなりました。(川西弘子) 写真は、日本人アーチストの作品

俳句を学ぶ会の報告

12月21日(木) 12月の俳句の会は新人のウィーラーさんを交え12名が出席。メンバーは全部で15名なので、これ以上増えると限られた時間内に収まらないので今の所、定員締め切りとします。 ー舞う雪の花散るごとき手のひらに バンダースケイフ 日出美 ー枯れ葉踏み度重なりし野辺送り 広瀬 信子 ー鍋に煮えて外は木枯らし二人きり ウィーラー 由美 来月の季題は「初夢」です。 新年を迎えての良い句がみられますよう期待します。 クーパー 矩子

福祉コラム

2018年が幕を開けました。会員の皆様には健やかに新春を迎えられたこととお喜び申し上げます。本欄は、読書三昧を兼ねた寝正月で英気を養いました。特に感銘を受けた一冊がありましたので一部をご紹介します。京セラ創設者、稲森和夫著の「考え方」(大和書房)と題する本です。 人生の方程式 若い頃、中学、大学、就職試験をことごとく失敗した著者が見出したのが「人生の方程式」である。人生の結果は、 ①能力、②熱意、③考え方という三つの要素を掛け算の答えで表すことができると言う。先ず「能力」だが、これは頭の良し悪しや身体的能力を含む、生まれながらに備わった要因である。次が「熱意」で、偉大な業績も一歩一歩の積み重ねでしができないことから、一生懸命情熱をもって頑張る努力を意味する。つまり、後天的に自分の意志で決めることができる。最後の「考え方」は、その人の思想、哲学、理念、信念など、人として生きる姿勢の総称である。そしてこの「考え方」こそが、最も大切な要素で、人生方程式の結果を大きく左右することになる。なぜなら、どれほど才能に恵まれようが、どれほど熱意をもって努力しようが、考え方が間違っていたら、マイナスを掛けることになり、人生は無残な結果に終わる。例えば、物事がうまくいかない理由を、言い訳、不平、不満、妬み、相手の攻撃などの考えを持つ場合、結果はマイナスとなる。能力が高ければ高いほど、熱意が強ければそれだけ、負の値が大きくなり、マイナスの幅が拡大する。逆に、苦難に遭遇しても、「いつかきっと明るい未来がくる」と信じて、前向きに、一生懸命努力する、というプラスの考え方をすれば、能力が劣っていても、素晴らしい人生の結果を得ることができる。実際、2兆3千億円もの巨大負債を抱えて経営破たんした日本航空の再建に乞われて無給で参加した際、この人生方程式を適用し、わずか3年で飛躍的な業績の向上を達成した。人生方程式の正しさが見事に立証されたのである。日航の失敗は、「考え方」を誤り、心を失い、才に溺れると必ず失敗する、という人生方程式の典型例といえる。 プラス思考には、前向き、肯定的、建設的、協調性、真面目、正直、検挙、努力家、利己的でなく、感謝の心を忘れず、善意に満ち、思いやりなどの考え方が含まれる。 マイナス思考には、後ろ向き、否定的、非協力的、悪意、意地悪、他人を陥れる心、嘘、傲慢、怠け、利己主義、不平不満、他者への恨み妬みなどがあげられる。 人間社会をよりよい方向に導く利他の心 自分勝手で利己的な考え方をずっと巡らせている人は、その考えと同じように、人間性や人格がえげつないものに堕落する。逆に、思いやりに満ちた優しい「考え」を抱いている人は、知らず知らずに思いやりに溢れた人柄になっていく。「世のため人のために」どれだけ尽くしたか、という事実だけが死後に残され、富も名声も残らない。美しい心がなければ、世のため人のために尽くすことはできない。 自分のことはさておき、人のために尽くそう、という美しい心は、人生の羅針盤となり、最高の勲章である。優しい思いやりに満ちた心と行動は、相手によいことをもたらすのみならず、必ず自分に返ってくるものである。美しい心をつくる最善策は、「苦労」とか「苦しみ」を磨き粉にして心を磨くことである。苦労を不満としたり、世の中や他人を恨んだり妬んでいては、心を磨くことはできない。心が汚れるだけである。 これは水の流れに例えると分かりやすい。たらいの水を相手の方に押しやれば、たらいの中で結局自分の方に戻ってくる。同様に、人に喜びを与える行為は、おのずと自分に戻ってくる。これぞ仏様の「利他の心」という教えである。「自分、自分」という利己心は、周辺との間に軋轢を生じさせ、悪い方に自分を追いやる。利他の心があれば、思いやりの心で周囲と接するため、潤いある平和で幸せな社会が築かれ、一人一人の運命も好転する。人の行為の中で最も尊いものは、他人のために貢献することである。 愛に満ちた心は宇宙の意志 すべてのものを進化発展させる流れを「宇宙の意志」と考える。この意志は、愛,誠、調和に満ちており、一人ひとりの思いが発するエネルギーがそれに同調するか、反発しあうかによって、その人の運命が決まる。もともと宇宙は一握りの素粒子から始まった。それは一瞬たりとも現状に留まらず、進化を繰り返し、現在の宇宙を形成した。この過程を振り返ると、神羅万象あらゆるものを進化発展させる方向に導く流れ、言い換えれば、すべてをいつくしみ、育てていく意志が存在するとしか考えられない。人間が心で思い、実行することを、宇宙の意志はすべて押し進めようとする。だから、その波長がぴったり合っ6 た時、人生は好転する。宇宙と反対の利己的考えを持てば、宇宙の流れに逆らうことになり、悪い結果となる。純粋で正しい心で人生を送れば必ず宇宙が助けてくれる。 2018年も、会員の皆さんとご一緒に利他の心で進化発展させたいと強く希望します。今年も会員の皆様のご理解ご支援をよろしくお願いいたします。(T)